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11月になって、急に冷え込むようになり、身体が寒さについていかないという方も多いのではないでしょうか?
「冷えは万病のもと」とも言われていますが、急な冷えこみで風邪を引いたり、体調を崩しやすくなってしまったりと、健康面はもちろんですが、美容面にも様々な悪影響を及ぼしてしまいます。

「冷え」が美容に与える悪影響として、お肌のくすみ、肌荒れ、身体のむくみ、セルライトの増加などがあげられます。
女性にとって、嫌な「大敵」ばかりですよね。
これから気温もどんどん下がり、さらに冷える季節になっていきます。
「女性の大敵、冷え」の原因と改善方法をキチンと知って、「冷え」に負けない美肌づくり、からだづくりをしていきましょう。

斎藤可奈子

斎藤可奈子

株式会社ラ・シブヤ・アネラ
代表取締役
ビューティープランナー/美容研究家
美容薬学検定1級/ホリスティックビューティーアドバイザー
美容業界での様々な経験やノウハウを活かし、化粧品・健康食品・美容機器の企画開発や美容に関するコンサルティング/PR業務/コラム執筆などを行う。

【ホームページ】http://www.la-shibuya-anela.me/
【ブログ】http://ameblo.jp/kanaco-anela/

「冷え」の起こる原因とは?

まずは「冷え」をキチンと改善するために原因を知りましょう。
女性の大敵「冷え」が起こる大きな原因は3つです。

【1】温度を感じる神経の機能が鈍くなっている。
私たちは、恒温動物であり寒いところでも暑いところでも、体温を一定に保つ機能が身体に備わっています。
しかし、近年の冷暖房の完備された生活によって、夏も冬も内と外の温度差が激しくなり、気温の変化を感じる神経が鈍くなってしまっています。
また、季節に関係なく、冷たい飲み物や食べ物をとるため、内臓内の温度調節機能も鈍くなってしまっているのです。

【2】自律神経が乱れている。
冷えと大きな関係のある自律神経ですが、現代のストレス社会の中で、自律神経がとても乱れやすくなってしまっています。
また、女性ホルモンとの分泌にも関係しているので、ホルモンバランスの崩れも関係しています。

【3】血液循環が悪くなっている。
血液循環が悪くなることにより、末端まで温かい血液が流れなくなってしまいます。

このように、様々な原因が「冷え」につながっているのです。
また「冷え」そのものにも、「5つのタイプ」があると言われています。
しっかりと「冷え」を改善するためにも、自分がどのタイプの「冷え」なのかを知っておきましょう。

あなたの「冷え」はどのタイプ?

「冷えタイプ」をチェック!

几帳面な性格である
生理痛や生理不順がある
普段から薄着が多い
貧血をおこしやすい
朝起きるのがつらい
偏頭痛や肩こりがある
35歳以上である
平熱が36度以下

顔色が悪いと言われやすい
立ちくらみをおこしやすい
不規則な生活である
汗をかいているのに、手足は冷える
冷たい飲み物をよく飲む
ダイエットをしている・繰り返している
運動不足である

上記で、チェックした項目で一番多かったカラーが、あなたの「冷えタイプ」です。

5つの「冷えタイプ」とは?

自律神経失調症タイプ

「冷え」と自律神経とは大きな関係があります。
冷え性にもっとも多いと言われているのが、この自律神経失調タイプです。
ストレスを受けると神経中枢の交感神経が緊張するために、血管が収縮してしまいます。そのため、血行が悪くなり、冷えの原因となってしまうのです。
また自律神経が乱れると冷えからくる頭痛、肩こりなど、さまざまな症状が起こります。

女性ホルモンのアンバランスタイプ

女性は、生理、思春期、妊娠、出産、更年期というさまざまなタイミングで、女性ホルモンのバランスが変わります。
そのホルモンの変化が、血管のコントロールにも影響し、冷え性が起こります。
特に更年期には、「更年期障害」といわれるさまざまな症状が起こり、生理不順、ほてり、頭痛、汗をかきやすいなどがみられます。
手足は冷えているのに、顔は火照っているといった「冷えのぼせ」も、このタイプの特徴的な症状です。

低体温症タイプ

私たちの体温の平均は36.5度くらいです。
それに比べて低体温の人の体温は35度台と低めです。低体温になると、体内の代謝酵素の働きが低下するため、さまざまな体内の代謝活動が低下してしまいます。
そのため、さらに体温が低くなるという悪循環になります。
このタイプは、体温のもとになる熱をつくる筋肉の量が少ないことが、「冷え」の原因です。運動不足の人、筋肉が発達していない人、筋肉が低下したお年寄りなどに多くみられます。

貧血タイプ

貧血とは、血液中に含まれる「ヘモグロビン」の量が減って足りなくなった状態です。
ヘモグロビンは赤血球の中にあるたんぱく質で、肺から全身へと酸素を運搬する役割を担っています。貧血状態になると、赤血球に酸素を運ぶ能力が弱くなり、全身でエネルギー(熱量)を生み出せなくなり、冷え性が起こります。
貧血が原因の冷え性は、手足だけでなく全身が冷えている状態になります。
このタイプでは冷えの他に、身体が疲れやすい、顔色が悪い、めまい、立ちくらみ、息切れなどの症状があります。

低血圧タイプ

低血圧とは、心臓が血液を送り出す力が弱い状態です。
先天性のことが多いですが、低血圧の人は心臓のポンプの力が弱く、温かい血液が末端の手足の先までなかなか届きにくいために、冷えが起こります。
ほかにも、立ちくらみ、めまい、肩こり、下痢、便秘、食欲不振などの症状もみられます。

タイプ別「冷え」改善生活術

■自律神経失調症タイプの場合
まずは血流を良くするために、身体をよく動かすことが大切です。
また生活のリズムを整え、緊張してしまっている交感神経をリラックスさせてあげるためにものんびりとした時間を作りましょう。

■女性ホルモンのアンバランスタイプの場合
まずは一番冷えやすい手や足先を温めましょう。
同時に「冷えのぼせ」が起きやすいので、その場合は、首回りを冷たいタオルで冷やしましょう。
また入浴はぬるめのお湯に長めに浸かることがおすすめです。

■低体温症タイプの場合
体内の代謝をあげるために、運動をして筋肉量を増やすことが必要です。
筋肉量を増やすために、軽い運動よりも筋トレなどでしっかりと筋肉に働きかけることが大切です。

■貧血タイプの場合
まずは食生活の見直しです。レバー、青魚、海藻類などの鉄分を多く含む食事を心がけましょう。

■低血圧タイプの場合
こまめに運動を行い、とくに低血圧の症状が出やすい朝に、シャワーを浴びて目覚めをよくすることが大切です。

タイプによって改善方法は違いますが、どのタイプも共通してまずは身体を冷やさず、血液循環を良くする生活習慣や食生活が重要です。
一時的に表面を温めるのではなく、血液循環をよくすることによって、「冷え」にくい身体づくりを心がけましょう。

「血液循環」の良いキレイな「血液」をつくるには、まずは腸内環境を整えてデトックスすることが大切です。
腸内環境が良くなると血液循環も良くなり、冬に向けて、冷えにくい身体を根本からつくることができます。
秋は、夏の疲れが溜まっているので、身体がデトックスを必要としている季節でもあります。

そこで、これからの冷え対策もデトックスも同時にできてしまうおすすめヘルシーレシピをご紹介します。

冷えにくい身体をつくる「温活」+「菌活」レシピ

【材料】(2人分)
・ブナシメジ・・・100g
・エノキダケ・・・100g
・玉ねぎ・・・80g
・卵・・・1個
・長葱・・・適量
・生姜・・・小1片
・ウェイパー・・・小さじ1
・塩・・・少々
・鷹の爪・・・少々
・水・・・500cc

【材料の効果効能】
・ブナシメジ、エノキダケ・・・腸内環境を整えて、老廃物をデトックスし、血液をキレイにする。
・玉ねぎ・・・血液をサラサラにする。
・卵・・・美肌に必要なアミノ酸。
・長葱、生姜・・・血流を良くして冷え改善する。
・鷹の爪・・・血行促進効果、脂肪燃焼。

【作り方】
 鍋に水、ウェイパーを入れて火にかける。
 ブナシメジとエノキダケは石づきをとる。
 玉ねぎはスライスにする。
 みょうがはすりおろし、長ネギは小口切りにする。
 スープが煮立ったら、具材をいれて、塩、鷹の爪で味をととのえる。
 最後に溶き卵をいれて、火を止める。

きのこを使った菌活レシピは、腸内環境を整えて、老廃物をデトックスし、血液をキレイにする効果があり、「冷え改善」にはぴったりの食材です。 内側からも温まり、「冷え」にくい身体を目指しましょう。

いかがでしたか? 女性にとっての大敵、「冷え」。
表面から温めることも必要ですが、まずは「冷え」にくい身体をつくることが大切です。

・身体を冷やさないようにする
・ストレッチや運動で筋肉を動かし、血流を促す
・身体を冷やす食べ物は避け、芯から温め冷えにくい食事を心がける

今年の冬は、上記に気をつけて、「冷え」とさよならして美肌づくり、からだづくりをしましょう。