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きのこで菌活。
Vol3

美肌もダイエットも!カギを握るのは新陳代謝

菌活1

 

疲れがたまっているのは身体だけではありません!夏に浴びた紫外線やエアコンの乾燥によるダメージがお肌や髪に影響を及ぼし始めるのも今の時期。どうしたら、夏に受けたダメージをリセットして美しさを手に入れることができるのでしょうか。今週のトレンドコラムでは、今年の秋冬に似合うメイクアップの方法をお届けしていますが、今週の「きのこで菌活」は美容のお話です。管理栄養士の三城 円先生に、初秋の美容対策を教えていただきました。

 

—————— 教えてくれたひと ——————

管理栄養士 三城円さん

三城 円 (管理栄養士、San-CuBic代表)

容姿コンプレックス、ダイエット、摂食障害といった自身の経験を「ひとりで苦しんでいる人のために生かしたい」とパーソナル管理栄養士としての食生活相談をスタート。食という手段を用いて、ひとりひとり理想の自分を手に入れるための指導を行っている。

 

ターンオーバーのサイクルを整え、シミのもとを残さない肌へ

—— 編集部:最近お肌の調子がイマイチなのですが……。季節的な問題が何か関係しているのでしょうか。

—— 三 城:それはもしかすると、お肌の“秋バテ”かもしれません。

—— 編集部:身体と同じように、お肌や髪にも“秋バテ”があるんですか?

—— 三 城:そうなんです。夏に浴びた紫外線やエアコンによる乾燥の影響がお肌や髪に出始めるのが実は今の時期にかけてなんです。夏の間、紫外線対策はしっかりしていましたか?

—— 編集部:頑張って紫外線対策をしたつもりでしたが、外出する機会も多かったので完璧に日焼けを防ぐことはできなかったと思います……。

—— 三 城:なるほど。完璧な日焼け対策はどなたでも難しいんですよ。また頑張って日焼け対策を行っても、お肌の代謝を上げないことには思っているような美容効果は得られないんです。

—— 編集部:その“代謝”というのは、よく耳にする“ターンオーバー”ということでしょうか?

—— 三 城:はい。そもそも、シミはメラニン色素の影響によって作られるのですが――メラニンと聞くとなんだか日焼けの原因のようにも思われがちですが、実はメラニンが作られること自体が悪いわけではないんですよ。

—— 編集部:えっ!? 違うんですか?

—— 三 城:はい、メラニンは本来、紫外線から肌(真皮)を守るために作られるもので、悪いものではありません。真皮との境目である表皮と呼ばれる部分の一番奥(基底部)の層で作られるのですが、通常は、細胞が少しずつ上の層に上がっていって、メラニンも垢として消えていくんです。古くなったお肌の細胞が垢となって消えていき、また新たな細胞が作られる……この一連のサイクルのことを“ターンオーバー”と呼んでいます。

ターンオーバーイメージ

—— 編集部:それなのに、なぜシミができてしまうのでしょう?

—— 三 城:本来は細胞ごと垢として消えていくのですが、ターンオーバーの周期が長いと基底部にメラニンが残り続けてしまうんです。結果、色素沈着を起こしてしまい、シミになってしてしまうんですね。

—— 編集部:ターンオーバーのサイクルを整えることはできるのでしょうか?

—— 三 城:食生活に気を使えば、どなたでも可能です。そもそも、肌がもともと持っているターンオーバー機能は28日周期といわれていて、これが理想的な状態です。ただ、たんぱく質や炭水化物、ビタミン不足などによって代謝が落ちている方は28日周期よりもずっとずっと長い時間を要します。だいたい皆さん、どれぐらいの時間がかかっていると思いますか?

—— 編集部:うーん……。40~50日ぐらいでしょうか?

—— 三 城:いえいえ! ほとんどの人がお肌のターンオーバーに3カ月ぐらいかかっているといわれているんですよ。

—— 編集部:え!? 本来1カ月弱のサイクルのはずが、多くの人がその3倍以上もかかっているということですか!?

—— 三 城:そうなんですよ。ですから、ターンオーバーの遅い方が新しい化粧品などを使う場合は、3カ月は使い続けないと効果が期待できないといわれています。

—— 編集部:知りませんでした。すぐには効果が出ないんですね……。

—— 三 城:はい。でもどんなに化粧品に気を遣っても、肌の上から塗るだけであって、細胞を作ってくれるわけではありません。細胞は食事を摂ることでしか作れないので、美肌を目指すのであれば、まずは食事に気を遣いましょう

 

きのこに含まれるビタミンB群と食物繊維は美肌の素

ブナシメジ

—— 編集部:ターンオーバーを健全なサイクルに整えるために、日ごろからできることがあれば教えてください。

—— 三 城:ターンオーバーの乱れている方というのは、たまたま不調がお肌に出ているだけで、根本を遡れば胃腸が荒れやすかったり、内臓の粘膜が弱っていたりすることがあるんです。ですので、しっかりインナーケアをしてターンオーバーを整えてあげることが大切です。

—— 編集部:具体的には、どんなことに気を付ければいいでしょうか?

—— 三 城:まずは代謝を上げていきましょう。代謝が上がるということは、ターンオーバーの速度が上がったり、胃腸の粘膜のターンオーバーも整います。

—— 編集部:よく、「ダイエットには代謝アップが効果的」と聞きますが、美肌ケアも代謝アップが重要なんですね! 代謝を上げてターンオーバーを整えることが、いかに大切なのかということがよく分かりました。新陳代謝を上げるために効果的な方法はありますか?

—— 三 城:細胞を作っている土台となる肉や魚、玉子、大豆製品などのたんぱく質をきちんと摂ることですね。あとは、エネルギー代謝の働きを助けるビタミンB群を摂取すること。また、きのこにはたくさんのビタミンB群のほか、美腸を促す食物繊維がたっぷり含まれているので積極的に食べてほしいですね。食物繊維を摂取して腸内の環境が整うことで細胞づくりに必要な栄養素を吸収できるようになり、結果、新陳代謝を促すことができます。

—— 編集部:美肌ケアにきのこは欠かせない食材だったんですね。

—— 三 城:そのとおりです! きのこのほかに、ビタミンCやEを多く含む野菜を食べ合わせることで更なる美容効果が期待できますよ。こういった野菜は抗酸化作用があるので、体が酸化して細胞の衰えが進む、いわゆる”錆びる”のを防いでくれるんです。秋は夏に作られたメラニンがシミになって出てくる時期なので、今からしっかりお肌のメンテナンスを行って美肌を目指しましょう。ビタミンB群たっぷりのきのことビタミンCやEを含むトマト、バジルを組み合わせた「きのことレンコンのスープパスタ」なら、おいしく食べて、美肌ケアも叶いますよ!

 

おすすめレシピ

きのこのビタミンB群×トマト・レンコンのビタミンCが美肌づくりに嬉しいあっさりスープパスタ♪

 

【次週は「美肌を叶えたければ、美腸を目指そう!」をお届けします。】

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