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きのこで菌活。
Vol1

美肌・花粉症・インフルエンザに、まずやる対策「インナーケア」

菌活1

風邪インフルエンザの流行に加えて、花粉症の人にとってはそろそろ憂鬱な季節の始まりです。今週の「トレンドコラム」では、実は女性にとても向いているという、いま注目の「キックボクシング」トレーニングの美容と健康に嬉しい魅力をお伝えしていますが、「きのこで菌活。」コラムでは、不調から身体を守る「免疫力」に深く関わる「腸」についての特集です。「腸を元気に保てば、健康だけでなく乾燥トラブルに見舞われがちな肌、さらにメンタルヘルスにも効果的なんです」と若子先生。今週の「きのこで菌活。」コラムでは、肌と身体、さらに心も健やかに保つ腸内環境のヒミツを解説します。

 

—————— 教えてくれたひと ——————

若子みな美

若子みな美(管理栄養士/フードコーディネーター)

企業へのレシピ提案、雑誌の連載、WEBなどで健康や料理に関する記事の執筆や監修、料理写真撮影などマルチに活躍中。病院や福祉施設、学校給食などに携わった経験を活かし、食に関してさまざまな視点からコーディネートしている。「栄養バランス✕味✕見た目」の3つが揃った料理を得意としている。http://orangekitchen.info

 

知らなきゃ損!美肌づくりも花粉症対策も決め手は「腸内環境改善」

—— 編集部:寒さが厳しくなるにつれて、乾燥からくる肌荒れに悩まされています。化粧品だけではなかなか改善しなくて……。食生活から見直した方が良いのでしょうか?

—— 若 子:確かに、外側からのケアでは限度がありますね。内側から肌をきれいにするためには、食事でターンオーバーを整えることが大切ですよ。

—— 編集部:ターンオーバーというと、肌の新陳代謝のことでしょうか?

—— 若 子:そうです。肌は常に生まれ変わっているんです。肌には大きく分けると「真皮」と「表皮」があり、この「表皮」を構成する細胞が一定の周期で垢となり剥がれ落ちることで生まれ変わっていきます。個人差がありますが1~3ヶ月ですべて入れ替わるようになっています。ところが、体内で栄養素をしっかり吸収できていないと、このターンオーバーが正常なサイクルで行われなくなってしまうんですよ。

ターンオーバー

—— 編集部:そうなんですね!どうしたら、正常なターンオーバーにすることができるのでしょうか。

—— 若 子:はい、最も大切なのが栄養素を吸収する腸の状態です。腸は小腸が長さ6~8m、大腸が1~2mもあり、合計で約10mにものぼる大きな臓器。食べ物は胃で分解された後、小腸で糖質やタンパク質などの栄養素が吸収され、大腸で水分やミネラル等が吸収されて便が作られます。ところが腸内環境が乱れていると、栄養素が正常に吸収されず、肌をつくるための栄養素不足に陥り、ターンオーバーの乱れや肌荒れを引き起こします。ですから、腸内環境を整えることが大切なんですね。

—— 編集部:腸内環境が悪化すると、肌以外にも影響が出るんですか?

—— 若 子:はい。たとえば、腸の状態が悪く、便秘が引き起こされていると、腐敗物やガスが溜まったり悪玉菌が増えたりして、腸内環境がいっそう悪化してしまうんです。すると免疫力が低下します。

—— 編集部:え!腸内環境の悪化や便秘から、免疫力の低下が起こるのですか?

—— 若 子:はい。意外ですよね?人の免疫細胞の約6割が腸に集中しているとされていて、腸内環境が乱れると、免疫力が低下し、この時期に心配な風邪インフルエンザ花粉症などにかかりやすくなってしまうんです。つまり、腸を整えることで免疫力が高まり、病気やアレルギー反応を抑制することができるんです。

—— 編集部:なるほど。腸内環境を整えておけば免疫力が高まり、病気に負けない身体になるということですね。

—— 若 子:そうなんです。それから「幸せホルモン」と言われるセロトニンの多くも、腸で作られているんです。セロトニンは感情や思考を支配する物質で、セロトニンが不足すると「うつ」を招く要因になると言われますから、腸を整えることで気持ちを穏やかに保つことにもつながるんですよ。

—— 編集部:メンタルヘルスにまで関係しているとは驚きです。腸の健康は、体と心の両方に作用するんですね。

 

きのこの食物繊維が、腸を元気&キレイにする

 
きのこ
 

—— 編集部:腸を元気にするにはどのような食生活を送れば良いのでしょうか?

—— 若 子:腸内には善玉菌と悪玉菌、そしてどちらか優勢な方につく日和見菌の3種類がありますが、腸内環境を整えるには、このうち善玉菌を増やすことが必要です。たとえばヨーグルトや味噌、納豆など発酵食品を食べて、身体に良いさまざまな菌を取り入れることも大切ですが、まずはもともと体内にある善玉菌を増やすことを意識してほしいですね。

—— 編集部:善玉菌を増やすというと、善玉菌のエサになるものを摂取するといいのでしょうか?

—— 若 子:その通りです。そこで重要なのがきのこに豊富に含まれる食物繊維食物繊維が善玉菌のエサとなって腸内環境を整えるのはもちろん、腸のぜん動運動を活発にするので便秘予防にも効果的。食物繊維を摂ることは、腸にとって一石二鳥なんです。

—— 編集部:さらに、便秘が改善されれば、美肌にも効果的ということですね。以前、食物繊維にも種類があると伺ったことがあります。どの食物繊維が良いなどおすすめはあるのでしょうか?

—— 若 子:食物繊維には、水に溶ける「水溶性食物繊維」と溶けない「不溶性食物繊維」があり、きのこにはその両方が含まれています。水溶性食物繊維は粘着性があり、腸の中にある水分を吸収することで便が固くなるのを防いだり、腸内のコレステロールを吸着して排出する役割があります。一方の不溶性食物繊維は、水分を吸収してふくらみ、腸壁を刺激してお通じを促すんです。それぞれにメリットがあるので、意識的に両方を摂取できればベストですが、なかなかご家庭でそれを意識するのも大変ですよね。

—— 編集部:食べ物ごとに、食物繊維の種類を意識するのは大変かもしれません。きのこのように両方を含んでいるなら、一石二鳥!大いに美腸効果が期待できそうですね。

—— 若 子:はい、きのこは本当に優秀な食材で、どんな料理にも取り入れやすいところも魅力です。

—— 編集部:どのような料理がおすすめですか。

—— 若 子:水溶性食物繊維は煮汁に栄養素が溶け出しますが、きのこは不溶性食物繊維の方が多く含むので、炒め物からおひたし、味噌汁まで好みに合わせて選べます。水溶性食物繊維もしっかりとるならお浸しは避ける、鍋物に使ったら〆の雑炊までしっかり味わうなどがポイントになりますね。

—— 編集部:きのこをおいしく食べて腸内をきれいに保つことが、美肌にも健康にもつながるんですね!

 

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