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トレンドコラム
Vol4

仕事って、楽しい!”私の働き方”

ライフスタイルが多様化し、たくさんの選択肢がある女性の生き方。中でも女性の社会進出が当たり前になりつつある今、「仕事」は現代の女性にとって人生における重要なテーマのひとつです。そこで今週は、メンタルコーチとしてさまざまな女性の悩みに応える鈴木真奈美さんに、「女性の働き方」をテーマにお話をうかがいました。今週の「きのこで菌活。」コラムでお伝えしているのは、より健康・美容に近づく食べ方について。仕事に対する考え方のヒントをお伝えしているトレンドコラムと合わせて、よりよく生きるための方法を学びましょう。

 

—————— 教えてくれたひと ——————

鈴木真奈美

鈴木真奈美 (Manami Suzuki)

株式会社地球ファミリー代表。上智大学ドイツ文学科卒業。「もし地球が一つの家族だとしたら」というビジョンにもとづき、株式会社地球ファミリーを設立。ビジネスとスピリチュアル、コーチング、心理学を融合したアプローチによるグループコーチングや個人セッション、セミナーを行う。これまでの研究を適用し、多方面のクライアント(アスリート・タレント・経営者、省庁、自治体、学校法人、医療法人など)に対し、個人と組織の変化をサポート。すべての人に眠っている「使命」や「魅力」を引き出すことをライフワークとしている。著書に『幸せな人だけが知っている、シンプルな生き方』(PHP研究所)、『自分磨きはもう卒業!がんばらずにぐんぐん幸運を引き寄せる方法』など。ICF国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ(PCC)。【ブログはコチラ】【Facebookはこちら】

 

「好き」を仕事にする、働くことの魅力

 

鈴木真奈美

メンタルコーチとして活躍している鈴木さんの根底にあるのは「すべての人に眠っている『使命』や『魅力』を引き出す」という考え。鈴木さんの言う「使命」とは、いわば「生まれてきた意味(役割)」であり、「仕事」は、その「使命を表現する手段のひとつ」とも言えます。25~29歳の女性の就業率は1975年には41.4%だったのが、2011年には72.8%に上昇するなど、働き盛りの世代の女性の就業率はどんどん上がっています。現代において、「働くことの意味」を考えることは欠かせません。
 
「正直なところ、まだまだ女性が働きやすい状況ではないと思います。でも、だからといって日本の制度や社会的な風習を否定してばかりいてもはじまりません。この環境で何ができるか、どんな働き方ができるかを考えていったほうがいいでしょうね。それに、ビジネスシーンで男女の格差があるとよく言われますが、会社や環境によって程度はさまざまですし、それは実際に働いてみなければわからないこと。まずは動いてみることが大切です。誰にでもその人が輝ける居場所が必ずありますから」
 

 
先週の鈴木さんのインタビューでお伝えしたように、女性の生き方にとって大事なのは、社会的な固定観念にとらわれすぎず、自分の本当の気持ちに従って生きること。男女を問わず、「仕事」は、自分の強みを生かして輝くためステージでもあります。「こうしなければいけない」という周囲に合わせた価値観で働くのではなく、自分自身の「好き」を仕事のベースとすることは、自分自身を肯定し、充実した毎日を生きることにつながります

「本当の気持ちを見つめたときに沸いてくるインスピレーションや『こうしてみたい』という気持ちにしたがって行動してみてください。もちろん、無責任に『好きなことを追究すればいい』とは言えません。『心惹かれること』や『好きなこと』を模索し、トライアンドエラーを繰り返してみるといいと思うのです。それはきっと自分が輝ける場所探しでもあると思うんです」
 
鈴木さんの場合は、大学卒業後に入った企業で働くうち、さまざまな経営者と出会ったことで人生観が変わり、コーチングを学びはじめたそうです。現在のメンタル・コーチとしての成功につながっているのは、やはり鈴木さん自身も“自分の本当の気持ち”に従って生きはじめたから。そして一人でも多くの人から、「自分として、生まれてきて良かった」という声を聞くことが、働く上での喜びなんだそうです。
 
鈴木さんいわく、自分が本当にやりたいことや生きる意味を探るには、これまでにない新しいことではなく、過去にヒントを探したほうが早いと言います。今まで大好きだったこと、ワクワクしたことを思い出して、行動してみること。
 
「何かにチャレンジしようとしたり、人生のステージが変わりつつある人は、『不安』や『怖れ』といった感情に悩まされると思います。こういう感情は、脳が未知のリスクを回避しようとするための自然な反応で、誰もが経験することです。そして、不安を解消するための唯一の方法は『行動すること』。やっていないからこそ不安が沸いてくるんです。少しでも自ら動いて、一歩一歩、足もとを固めていきましょう。やってみて違和感があれば、進路を調整していけばいいんです」
 
そして、これから仕事をはじめる人にも、すでに働いている人にも、大切なのはインプットとアウトプットのバランスだと言います。さまざまな情報があふれている現代社会では、情報や頭の中での考えが先行してしまいがち。ときにはインプットを抑え、アウトプット=行動することを心がけてみることで、自分の状態が整い、仕事もいい方向へ進んでいく、と鈴木さん。情報をシャットダウンして自分の考えを整理してみたり、実践してみることで知識を深化させたり……。鈴木さんは「大事なのは軽やかさ。真剣であっても深刻になりすぎないことが大切です」と教えてくれました。
 

仕事も人生もうまくいく秘訣は、自分に素直になる努力。

 
自分がイキイキと輝ける職場や仕事を見つけても、人間関係に悩まされることがあるのではないかと、就職や転職をためらってしまう人も少なからずいるのではありませんか? 実際、鈴木さんの元に寄せられる相談でもっとも多いのが、人間関係にまつわることだそうです。その悩みから解放されるためのポイントは、現状と真摯に向き合い「常に100%でいること」だと鈴木さんは言います。
 
「誰にだって短所も長所もあります。人間関係は、パズルのピースのようなもので、出っ張っている部分と欠けている部分が組み合って織りなされるものなんです。だから、他人を無理に変えようとしたり、自分のできていないところを責めるのではなく、まずは自分の長所も短所もまるごと受け止めてあげることが大切。体調が悪かったり、気分がのらないなら、それがそのときの100%。そのときの自分がではなく、『自然体でいられて、心地よい状態』でいるということなんです。自分の気持ちを偽って他人の形に合わせていると、ガマンばかりすることになります。自分の気持ちに正直に生きることで、人間関係も変わっていく。自分の心や感情を大切にすると、他人からも大切に扱われるようになっていきます」
 

 
「自分にダメ出しばかりしていることは、自分を粗末に扱っているのと同じことです。他人は、自分の鏡です。自分で自分を粗末に扱うと、他人からもぞんざいに扱われやすくなります。そして、自分が他人をどう見るかと、他人があなたをどう見るかは、実は同じなんです。つまり、自分に優しくできれば、他人にも優しくなれるし、そうすることで周りからも優しくされるようになる。大切なのは、自分で自分を応援したり、自分の失敗を許すこと。自分の中のネガティブな感情も『そういう気持ちがあってもいい』と受け入れること。自分への見方を変えることで、世界はどんどん優しくなっていきますよ」
 
とはいえ、自分ではどうにもならないような、想定外のトラブルが起こることもあります。そんなときは「天にお任せ」と考え直してみましょう、と鈴木さん。実はそのピンチの中に、チャンスが隠れているかもしれないのです。
 
「仕事柄、たくさんの人とお話している中で、『人生の絶頂』と『どん底』を別の人から同じ日にお聞きすることがあります。私自身、もともとステレオタイプなものの考えをしていた時期があって『いい大学に入って一流企業に勤めれば人生バラ色!』なんて考えていたこともありました。でも、幸せって絶対的なものではなく、そもそも相対的なもの。たとえピンチやトラブルが起こったとしても、それは次のステージに行くための大きなチャンスと捉えることが大切なんです」
 
現代における女性の生き方・働き方は本当にさまざまで、一面だけを切り取って考えることはできません。しかし、大切なことは、働いている人も主婦として家庭を支えている人も、自分だけの仕事ややりがいを見つけて輝くこと。そして「人のためでなく、自分が納得する人生を生きること」。自分が過ごす毎日を充実したものにできたら、素敵ですよね。

 

【今週更新!きのこで菌活。】

イキイキとした生活に、おいしい食事も欠かせません。食事から、健康的な身体とツヤ肌を手に入れましょう!

今週の「きのこで菌活。」を読む ▶︎

 

鈴木真奈美

【出典】
自分らしく生きるための「小さな問い」ほか、本文の一部は、鈴木真奈美さんの著書「幸せな人だけが知っている、シンプルな生き方 幸運は、余白に訪れる」(PHP研究所)から、引用しています。