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トレンドコラム
Vol1

いま話題の「瞑想」で、一年の終わりに心の整理を

近年、「瞑想」が話題に上ることが多くなっています。スティーブ・ジョブスやミランダ・カー、サッカー選手の長谷部誠さんなど各界著名人が実践し、グーグルやインテルなどのグローバル企業では、「マインドフルネス瞑想」として、なんと社員用のプログラムにまで採用されています。今回、お話をうかがったのは、表参道で“瞑想サロン”を主宰されている渡邊愛子さん。「きのこで菌活。」コラムではパーティーシーズン・年末準備を楽しく健康に過ごすためのポイントをご紹介していますが、今回ご紹介する「瞑想」で新年に向けた“心の健康”にも目を向けていきましょう!

 

—————— 教えてくれたひと ——————

渡邊愛子さん

渡邊 愛子 (Aiko watanabe)

ボディ・マインド・スピリット代表。チョプラセンター認定瞑想ティーチャー。 12年間コンピューター・IT業界で製品マーケティングの実践や、Webマーケティング、システム開発・構築部門の管理職に従事した後、それまでのキャリアと全く異なる分野で独立。 株式会社ボディ・マインド・スピリットを設立し、体と心と魂のバランスを取り戻すことによって一人ひとりが持っている真のパワーを引き出す支援を様々なサービスを通して行っている。 2006年よりチョプラ博士の日本窓口を務め、 来日セミナーの主催(2007年、2009年、2014年)やウェブサイトを運営。 著書に『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』(フォレスト出版)、『運のよさは瞑想でつくる』(PHP出版)など。http://www.bodymindspirit.co.jp/

 

ビジネスマンからアスリートまで いま、みんなが注目している「瞑想」って?

 
現在、表参道で瞑想サロンを開催し、累計9000名の瞑想会参加者や、1500人を超える瞑想講座受講者に本格的な瞑想の方法を教えている渡邊さん。彼女が瞑想に出会ったのは、自身がIT系の大企業で部長職に就いていた頃だったそうです。スピリチュアルなイメージのある「瞑想」と現代的な「IT」、意外な組み合わせのように思いますが…。
 

渡邊愛子さん

「そう、当時は“瞑想”とは、まるで逆の世界にいました。でも、瞑想って、ビジネス界の第一人者や世界的なアーティスト、アスリートが取り入れている習慣なんです。当時はそのことを知らずに、むしろ、瞑想なんて怪しいって思っていたんですよ(笑)。今は瞑想の方法をレクチャーする立場でもありますし、私自身、瞑想をする時間を“投資”と思って、毎日の習慣に取り入れています。なぜかと言うと投資対効果がとっても高いからなんです。」
 
渡邊さんの言うとおり、瞑想は特にアメリカで一般的に親しまれており、日本でも「マインドフルネス瞑想」という言葉がテレビや雑誌に取り上げられ、ブームになっています。ちなみにマインドフルネスとは、マサチューセッツ大学の教授が1979年に開発した、瞑想をベースにしたストレス低減法で、2007年にはグーグル社が社員用のプログラムとして採用したことから、一気に話題になりました。渡邊さんが瞑想に関わるようになったのは、その少し前のことです。
 
「当時、会社を辞めて起業しようと思っていたんです。健康オタクだったので、起業するなら健康に関わることがいいなと思っていました。ちょうどその頃、インドの伝承医学アーユルヴェーダを知って、これしかないって直感したんです」
 
しかし、その流れで出会ったのが、アメリカで代替医学や瞑想の第一人者として知られる、ディーパック・チョプラ博士でした。
 
「最初は、チョプラ博士が関わっていた瞑想のパソコンゲームを日本語化して販売するつもりだったのですが、様々な偶然の一致が重なって、瞑想ティーチャーとしてサロンを開くことになったんですよ。自分自身の体験から、瞑想に優れた効果があることはわかっていたものの、あんなに苦手意識をもっていた私が瞑想を教えているのは本当に不思議です(笑)」
 
たしかに「瞑想」に非科学的な印象をもつ人もいますが、科学的な研究も進められていて、欧米では、医療の側面からも、心身のバランスを整えるための方法として、ストレスを抱えた人、不安症やパニック障害や高血圧、うつ病患者などが数週間から数か月間の瞑想プログラムを、治療に取り入れる動きもあるそうです。そして、ビジネスや医療だけでなく、マインドフルネスは今、日常生活の中で感じるさまざまなストレスを開放し、私たちの生活の質を高める習慣として注目を集めています。
 

「瞑想」で頭の中をクリアにする、魅力

 
瞑想にはさまざまなやり方がありますが、基本は「静かな環境で目をつむり、無心になること」。これなら、何かと忙しい毎日を送っていても、生活に取り入れやすそうですね。詳しい方法は次週お伝えしますが、1日たった数十分、それだけでさまざまな効果が日常生活にもたらされると渡邊さんは言います。
 

渡邊愛子さん

頭の中がクリアになって、集中力が増したり、常に平常心でいられるようになります。ふだんの生活で、イライラすることってありますよね?それが普段瞑想していると、相手や状況に対する理解力が増して腹を立てたりすることが無くなり、人間関係がよくなるという効果があります。また、頭の中が整理されて、あれこれ迷わなくなったり、効率よく行動できるようになったり。ビジネス界で広まっているのは、そのあたりが大きな理由ではないでしょうか。続けていると、ちょっと達観したような心持ち…細かい事に惑わされない感じになるんですよ。」
 
渡邊さんによれば、瞑想をするということは、自分の中心にとどまるということ。そういう時間を習慣的にもつことで、周りに振り回されたり、重要でないことに気をとられたり、自分を制限している思い込みなどから開放されたりするのだそうです。
 
「今は特に、テレビや雑誌、それにSNSなどインターネットに囲まれていて、生活の中でたくさんの情報にさらされていますよね。それに、人は、毎日常に何かを考えたり感じたりしています。寝ている間でさえ、夢という形で思考や感情が動いているんです。瞑想は、そうやって頭の中に蓄積された思考や感情を掃除する行為だとも言えますね」
 

渡邊愛子さん

さらに、瞑想の効果は「心の整理」だけに留まらず、身体にも好影響を及ぼします。「疲れにくくなる」などの効果は、瞑想が深いリラクゼーションをもたらすことが理由。肉体的にも精神的にも疲労とは無縁になるのだそうです。
 

瞑想が身体にもたらす効果

・ストレス低減 ・疲れにくくなる ・免疫力を上げる ・痛みを緩和する ・アンチエイジング効果

※ 代表的な効果ですが、個人によって効果は異なります。

 
「ストレス軽減」「疲れにくくなる」などの効果は、瞑想が深いリラクゼーションをもたらすことが理由。肉体的にも精神的にも疲労とは無縁になるのだそうです。さらに健康だけでなく美容にも関わるアンチエイジング効果まで!
 
「詳しくは、3冊目の著書にまとめる予定ですが、若返りホルモンであるDHEAや、質のいい睡眠をもたらす抗酸化物質・メラトニンなどが瞑想によって増加するという研究成果が発表されています。シンプルに言えば、瞑想は生理機能を整えてくれるんです。また、自分自身の状態に敏感になるので、自然と心身のバランスが整うようになる。体の感覚から自分に合わない食べ物が分かってきたり。私自身は、身体が常に調子の良い状態に保ってくれる、食生活に落ち着きました」
 
今まで、「きのこで菌活。」コラムで触れてきたとおり、心と身体には、密接な関係がありますよね。身体の調子が整えば、心の調子も良くなるもの。瞑想は、身体のささいな不調あるいは心のささいな不調にも気づくことのできるきっかけをもたらしてくれます。毎日のきのこで菌活にとあわせて、瞑想でさらに健康的で幸せな生活を実現させたいですね。
実は瞑想の効果はまだまだあるのですが、続きは、瞑想の具体的な方法とともに、次週お届けします。
 
 
【次週はいよいよ「瞑想」の具体的な方法を渡邊さんがレクチャーします。どうぞお楽しみに!】

 

【今週更新!きのこで菌活。】

心と体の密接な関係から、瞑想と合わせて行いたい「きのこで菌活」。パーティーシーズンの今週は、「きのこで菌活」で賢くお酒と付き合いましょう♪

今週の「きのこで菌活。」を読む ▶︎