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トレンドコラム
Vol1

大好きな「絵」を仕事にしていきたい! 結婚を機に未来を見据えて考えたこと。

今回、2週にわたってトレンドコラムに登場する山崎由起子さんは、好きだった「絵」を仕事にするという夢を叶えた人。現在、育児と両立しながら絵本作家・イラストレーターとして活躍する山崎さんの言葉からは、好きなことを仕事にして生きることの魅力が見えてきます。今週の「きのこで菌活。」コラムでは、自分磨きにもぴったりな美肌を作るターンオーバーについてお届けしていますが、トレンドコラムでは、イキイキと仕事をされている山崎さんの歩みをお届けします。

 

—————— 教えてくれたひと ——————

山崎由起子(Yukiko Yamazaki)

山崎由起子(Yukiko Yamazaki)

東京生まれ、横浜育ち。絵本の世界に魅せられ、絵本出版を機に絵仕事の道へ。主に絵本、絵画、企業広報・映像用イラストの制作を中心に活動中。2014年より「mannibear(マニベアー)」として立体作品の制作・販売をスタート、2016年からは「Find Happy Project」の一員としてオリジナル絵本の制作や絵本読み聞かせコンサートの活動も行う。『ダッくんお花ばたけへいく』(ポプラ社)、『ポコはゆうびんやさん』(学習研究社)、『教科書にでてくるおはなし366』(WAVE出版)がある。
http://weblog.yukinco.com/

 

ずっと胸に秘めていた、絵を仕事にすることへの情熱

「小さい頃から図工や音楽が好きで、体を動かしたり、子どもと遊ぶのも好きだったんです。そのすべてを叶えられる、幼稚園の先生になりたくて頑張っていました」

絵本作家・イラストレーターとして活躍する山崎さんに、絵の仕事をするようになったきっかけをうかがったところ、返ってきたのは意外な答えでした。もともと、山崎さんが目指していたのは幼稚園教諭。趣味で絵を習ってはいたものの、のちに絵本作家になるなんて想像もしていなかったそうです。そしてその後、保育の専門学校に通っていた頃に出会ったのが、絵本の世界でした。

 

山崎さん

「先生の中に現役の絵本作家の先生がいて、絵本ができる過程を教わったんです。それまで読み手側の子どもの心理などは学んでいましたが、つくる側の面白さをそこで初めて知りました。実際に、授業で仲間とコンテストを目指して絵本をつくって、それが本当に楽しくて。そうしたら先生が褒めてくださって、つくった絵本を出版することになったんです」

その絵本が元になったのが、2002年に出版された『ダッくんお花ばたけへいく』という作品。さらに翌年にはもう1冊、手がけた絵本が出版されました。2冊の絵本を手がけたことで、山崎さんは絵を仕事にしていくことを決意。ところが、当時はそれ1本でやっていくまでには至らなかったと言います。

 

★『ダッくんお花ばたけへいく』の画像が入ります
山崎さんのデビュー作 『ダッくんお花ばたけへいく』

「絵本づくりを教えてくれた先生から、簡単な世界ではないことも同時に教わっていたんです。すごく労力をかけてつくっても出版できないこともあるし、仮に出版したとしても、重版がかからなければそれだけで食べていくのは難しいということも知っていて。だから、卒業後は書店で働きながら頼まれたイラストを描いたりしていました。児童書を担当していたので、自分の絵本を売ったりもしましたよ(笑)」

当時の山崎さんにとって、イラストの仕事はあくまで人助けのようなもの。絵を描くことを仕事にしたいという想いはずっとありつつも、それを叶えられるのは一握りの人だという考えがずっとあったのだそうです。その後、ブライダル関係の仕事を経て、大きな転機となったのが結婚でした。

「結婚することになってはじめて、絵の仕事だけでやっていく決意をすることができました。将来、子どもを産んでも、違う土地に引っ越しても、できることは何だろうって考えて。今までずっと続けてきた絵を、本気でやっていこうって」

 

種を蒔くから芽が出る。結婚とともに踏み出した一歩

絵本作家、イラストレーターという仕事と真剣に向き合う決意をしたのは、今から2年前のこと。山崎さんは、まず、ポートフォリオ(自分が手がけた作品ファイル)をつくって、さまざまなクリエイターが集まる展示会に出展します。そこで出版社の編集者と知り合ったことがきっかけとなって、本の挿絵を手がけることが決まりました。それはいわば、描いた夢を叶えた第一歩でした。
 

☆ イラストの原画のカットが入ります
イラストの原画

また、グループ展への出展や、読み聞かせ用のオリジナル絵本の制作を手がけるなど、幅広く活動をスタートさせていきました。映像関係の仕事をしているご主人も山崎さんの夢を応援してくれて、つながりのあるテレビや広告のイラストの仕事を紹介してくれたことも励みになったと言います。

「作品を完成させるたびに、絵を描くことは自分に合っているな、もっと頑張ろうって思うんです。主人も『楽しんでほしい』と応援してくれていますし、周囲の協力があるからこそ、続けてこられたと思っています」

2017年2月には、展示会で出会った編集者とともに12ページ分の挿絵を手がけた『教科書にでてくるおはなし366』がいよいよ出版されました。この本は山崎さんの3冊目の著作ですが、自覚的に絵本作家として取り組んだ初の仕事です。

内容によって異なるものの、制作期間はおよそ3日間から1ヶ月程度。テレビの仕事ではスピード感が求められ、本の仕事はより丁寧さが必要になるなど、媒体によってテイストや画材、条件が異なるそうです。仕事が重なれば、ときには睡眠時間を削らなくてはならないことも……。決して簡単な仕事ではありませんが、どんなところに魅力を感じているのでしょうか。
 

☆ インタビューカットが入ります

 
絵を描くことを仕事にしてよかったなと思うのは、やっぱり、家族や友人、クライアントが作品を見て喜んでくれたとき。絵の仕事は私自身もちろん好きですが、むしろ周囲の人たちが『絶対に向いてるんだから、やってみなよ』って後押しをしてくれたんです。仕事をオファーされることで、誰かから頼られている、必要とされていることを実感できることも大きなやりがいですね。これまで出した3冊は挿絵を手がけましたが、これからはお話もつくって、永く愛される絵本を生み出したいですね」

仕事に子育てにと多忙な毎日を送りながら、充実した毎日を送っている山崎さん。その夢は、今、さらに広がりをみせているようです。

【次週は、山崎さんの日常生活の様子をご紹介。子育てとの両立、そして夢をかなえるための方法とは? 次週をお楽しみに!】

 

【今週更新!きのこで菌活。】

目標が見つかると、モチベーションもアップしますよね。春だからこそ、ツヤ肌づくりで自分磨きを始めましょう! ターンオーバーの仕組みと、春のきのこで菌活のポイントとは?

今週の「きのこで菌活。」を読む ▶︎