ウォータースタンド(WATER STAND)で「ROフィルター(逆浸透膜)」を使っている機種は、お水を抽出する際、塩素、クロロホルム、トリハロメタンなど不純物を取り除いた「排水(廃棄水)」を発生させます。
この記事でわかること
- 排水(廃棄水)で水道代が高くなる理由
- 排水(廃棄水)によって生じる水道代
- 排水(廃棄水)が発生する仕組み
- 排水(廃棄水)は再利用できるのか?
100mlのお水を作るのに、水道水を約300〜400ml(内100mlが純水)使うことになるので、排水が発生しないナノトラップフィルターを使った機種より「約3倍近く水道代が高くなる」ということです。
水道代が3倍という数字だけみると驚かれるかもしれませんが、ナノラピアネオで使ったお水だけの水道代は、1ヶ月100円を超えることはまずありません。
なので、排水が発生する機種だとしても、ウォータースタンドだけの水道代は約300円くらいですから、家計に負担になるほどで高くないので安心です!
ウォータースタンド排水(廃棄水)で水道代が高くなる理由
ウォータースタンド(WATER STAND)で「ROフィルター(逆浸透膜)」を使用しているプレミアムシリーズは、純水を抽出する過程において、ウィルスや病原性微生物など不純物を除去した排水(廃棄水)を発生させます。
排水量の例例えば、水道水をコップに入れた場合を想定してみましょう。
水道水をコップに注ぎ、コップの水からROフィルターで不純物を取り除くと、約1/3の純水が抽出できます。
残り約2/3の水は、排水としてキッチンシンクに捨てられてるということです。
コップ1杯の純水を作るためには、コップ約3〜4杯分の水道水を使うので、排水の量が多く発生する分水道代が高くなってしまうんです。
一方、ナノラピアシリーズで使われている「ナノトラップフィルター」は、排水を発生させないフィルターの中でも性能はトップクラスです。
なので、お水にこだわりがあったり、ご家庭に妊婦の方や赤ちゃんがいる場合は、プレミアムシリーズの方が安心ですが、そうでなければ、レンタル料や水道代など月額料金が安いナノラピアシリーズがおすすめですね!
ウォータースタンド排水(廃棄水)によって生じる水道代
ウォータースタンド(WATER STAND)の排水(廃棄水)によって、水道代がどのくらい料金的に違ってくるのか解説していきましょう。
水道代は、飲料水としてだけでなく、料理、お風呂、トイレ、洗濯など、お家の至る所で使われているので、ウォータースタンドで使用したお水だけを正確に計測することが出来ません。
ナノラピアシリーズを「1日10L(1ヶ月約300L)」使うと、ウォータースタンドで使用した水道代は1ヶ月「約60円」となります。
一方、プレミアムシリーズを同じ条件で使うことを想定すると、水道代は1ヶ月「約180円〜240円」と約3倍になりますので、排水が発生する分かなり高くなる計算ですね。
ただ、うちもウォータースタンドを使っていますが、1日に約10Lウォータースタンドのお水を使うことはほとんどありませんし、使用した水量が半分くらいと考えれば、1ヶ月の水道代は「約90円〜120円」程度で済むので、プレミアムシリーズを使ったとしても水道代を気にするほどではありませんね!
ウォータースタンドの排水(廃棄水)の仕組み
ウォータースタンド(WATER STAND)の排水(廃棄水)の仕組みを詳しく解説していきましょう。
排水(廃棄水)の発生原因
ウォータースタンドが排水を発生させる原因は、
無料お試しのメリット
- ROフィルター(逆浸透膜)
- 瞬間冷温水システム」
の2つです。
ROフィルター(逆浸透膜)
ROフィルター(逆浸透膜)は「Reverse Osmosis Membrane」の略で、水分子以外の不純物(塩素、ウィルス、病原性微生物、ミネラル、放射性物質など)を99.9%取り除くことができる「膜(まく)」です。
ROフィルターの孔(あな)は「0.000001ミリ」と、とても小さいので、水道水に含まれるあらゆる不純物が通れません。
仕組みとしては、ウォータースタンドに取り込んだ水道水に圧力をかけ、ウイルスなどの不純物を除去した純水だけがROフィルターを通るようになっています。
上の図を見ても分かるように、「純水」と「非純水(水道水)」の間にあるのが「ROフィルター」です。
非純水の方に圧力をかけることで、水分子だけがROフィルターを通って純水のエリアに移り、不純物を含んでいる非純水はそのままのエリアに滞在することになります。
ROフィルターを通ることが出来ない「不純物を含んだ排水」は、ウォータースタンドの排水ホースを通って、キッチンなどシンクへと流されます。
瞬間冷温水システム
ナノラピアシリーズは、ROフィルターではなく「ナノトラップフィルター」を使用しているので、排水を発生させることはありません。
ですが、ナノラピアガーディアンには、給水ホースと排水ホースの2種類付いています。
ナノラピアガーディアンには、水道水をダイレクトに処理する「瞬間冷温水システム」が搭載されています。
瞬間冷温水システムは、本体内で水道からのお水を急激に冷却させたり、加熱させることで「水蒸気」が発生してしまうので、圧力を逃すために排水として処理する必要があるんです。
ただ、ROフィルターによる排水とは違い、水量もほんのわずかですし、取り込んだ水道水によるものではないので、水道代に影響することはありません。
排水(廃棄水)の水量
ROフィルターによって発生する排水の量は、コップ1杯の純水(ピュアウォーター)を抽出するのに、コップ3〜4杯分の水道水が必要になります。
純水の量よりも多くのお水を排水として捨てることを考えると、すごくもったいないと感じてしまうかもしれません。
ですが、大切な赤ちゃんの「ミルク」や「離乳食」に純水を使ったりする場合には、とても衛生的で安全なので、子育ての時期だけでもプレミアムシリーズを利用すると安心ですね。
排水(廃棄水)を発生させる機種
では、ウォータースタンド全機種の中で「排水(廃棄水)」を発生させる必要がある機種を見ていきましょう。
ナノラピアシリーズ
ナノトラップフィルターを使用している「ナノラピアシリーズ」の中で、排水を発生させるのは「ナノラピアガーディアン」だけです。
ガーディアンは、瞬間冷温水システムによる水蒸気を排出するだけなので、水道代が高くなることはありません。
プレミアムシリーズ
ROフィルターを使用している「プレミアムシリーズ」は、
プレミアムシリーズ
- プレミアムラピアステラ
- プレミアムラピアS2(※新規受付終了)
- プレミアムラピアL2
- プレミアムラピアネオス2
- ROスタンド(クール)
といった全機種が「排水(廃棄水)」を発生させます。
ウォータースタンドの排水(廃棄水)は再利用できるのか?
ウォータースタンド(WATER STAND)の排水(廃棄水)は、純水の抽出量の「約3〜4倍」のお水が必要なので、ただキッチンのシンクに流して捨てるのは、もったいないと思いますよね。
排水をうまくためておいて、お花や植木などの水やりなどに使えたら水道代も気にしなくて良いですし。
ですが、ウォータースタンドとしては、不純物を含んだ「排水(廃棄水)の再利用は出来ない」という回答です。
元々水道水からのお水なので、理論的には使っても問題ないように感じるかもしれませんが、排水を再利用したことによって、万が一何か不都合が生じる可能性を考えると、再利用を認めるわけにはいかないでしょう。
まとめ(ウォータースタンドの排水(廃棄水)による水道代)
ウォータースタンド(WATER STAND)の排水(廃棄水)によって影響がある水道代について解説してきました。
ROフィルター(逆浸透膜)を使用しているウォータースタンド「プレミアムシリーズ」は、純水(ピュアウォーター)をつくる過程で、不純物を除去したお水を発生させるため、ナノトラップフィルターを使用している「ナノラピアシリーズ」よりも、水道代が高くなります。
コップ1杯の純水をつくるのに、水道水のお水をコップ約3〜4杯分使うことになるので、水道代も「約3倍近く高くなってしまう」ということです。
ただ、ウォータースタンドの排水だけで水道代を考えると、月々約180円〜240円くらいなので、ものすごく負担になることはありません。
「生後まもない赤ちゃんや妊婦の方がいるご家庭」や「お水にこだわりがある方」で、どうしても純水が良いという理由出ない限り、ナノトラップフィルターを使ったウォータースタンドの方がおすすめです。
ウォータースタンドは、無料お試しキャンペーン中なので、体験できる「ナノラピアネオ」を実際に使ってみて、お水の味など確認してみると安心できるでしょう。
無料お試しキャンペーンは、いつ終了するか分かりませんので、なるべく早めに申し込みするのがおすすめですね!