ウォータースタンド(WATER STAND)は「水道直結型」なので、毎月どのくらい「水道代(水道料金)」がかかるのか気になるところですよね。
この記事でわかること
- 水道代はどれくらい上がるのか
- 月々の機種ごとにおける水道代
- 機種ごとに水道代が違う理由
- ご家庭の水道代算出方法とは
お水が、水道の蛇口から出てくるか、ウォータースタンドから出てくるかの違いだけなので、極端に水道代が高くなることはありません。
なので、普段あまり使っていなかった水道水を有効活用できますし、ペットボトルのお水を買う必要もないので、ウォータースタンドを設置してより快適な生活を始めましょう!
ウォータースタンドで水道代はどれくらい上がるのか?
ウォータースタンド(WATER STAND)を使うことで、水道代(水道料金)が通常よりも「いくらくらい高くなるのか?」ということを、明確に数値化することが出来ません。
家庭で使うお水は、飲み水、調理、お風呂、トイレなど様々な使われ方をしています。
ただ、ウォータースタンドで使うお水は「普段使っていた水道水の代わり」になるので、水道代が極端に高くなることはありません。
もちろん、ウォータースタンドを設置したことで、たくさんお水を使うようになれば、水道料金にも多少影響が出てきますが、それでも1ヶ月数十円くらいしか変わりません。
ウォータースタンドをたくさん使ったとしても、水道代は「約100円程度」にしかならなので、安心して毎日使うことが出来ますね!
ウォータースタンドによる月々の水道代(水道料金)
ウォータースタンド(WATER STAND)には「ナノラピアシリーズ」と「プレミアムシリーズ」の2種類があります。
ウォータースタンドだけを「都内で1ヶ月300L(1Lあたり0.2円とする)」使った場合を想定して、実際「水道代がいくらくらいかかるのか?」見ていきましょう!
ナノラピアシリーズの水道代
機種(モデル)名 | 水道代 | お水1L の料金 |
お水使用量 (タンク容量) |
ガーディアン |
約60円 | 約0.2円 | 300L (タンクレス) |
ネオ |
約61.2円 | 306L (6L) | |
トリニティ |
|||
メイト |
約60円 | 300L (タンクレス) | |
ナノスタンド |
ウォータースタンドは、本体内部に「冷水・温水・常温水」それぞれのタンクを搭載している機種があります。
タンク式の機種は、タンクのお水が少なくなると自動的に補充されていくので、お水の使用量300Lにタンクの容量を加えた数値を記載しています。
使用するお水の量だけみると、ものすごい量に感じてしまいますが、水道代に換算してみると「月額100円未満」ですから、心配するほどの金額ではありません。
プレミアムシリーズの水道代
機種(モデル)名 | 水道代 | お水1L の料金 |
使用量 (タンク容量) |
ステラ |
約184円 | 約0.2円 | 917.4L (5.8L) |
S2 ※新規受付終了 |
|||
L2 |
約187円 | 936L (12L) | |
ROスタンド |
約186円 | 931.8L (10.6L) | |
ネオス |
約180円 | 900L (タンクレス) |
プレミアムシリーズは、純水(ピュアウォーター)を抽出する過程で、不純物取り除いた「廃棄水(排水)」を発生させます。
純水を1L(リットル)つくるのに、およそ「2〜3L」の廃棄水が発生するので、お水の使用量300Lに対して「廃棄水600L」を加えた数値を記載しています。
なので、純水を「飲用」や「料理」など全てに使うとなると、水道代がほんの少し高くなるので、赤ちゃんのミルクを作ったり、妊婦さんが食べる料理などに活用するのがおすすめです。
ウォータースタンドの機種によってなぜ水道代が違うのか?
ウォータースタンド(WATER STAND)の機種によって、これだけ水道代に違いが出てくるのか、詳しく解説していきましょう。
水道代が機種によって違う理由
ウォータースタンド「ナノラピアシリーズ」と「プレミアムシリーズ」は、使用しているフィルターが違います。
ナノトラップフィルターは、廃棄水を出さない浄水フィルターの中でもかなり高性能なフィルターです。
一方、RO(逆浸透膜フィルター)は、ナノトラップフィルターよりも孔(あな)が小さく、水分子しか通さないので、純水をつくることが出来ます。
RO(逆浸透膜)フィルターは、不純物を含んだお水に圧力を加えて「純水だけ」を抽出するため、どうしても廃棄水(不純物を含んだお水)が発生してしまいます。
それぞれのフィルターで抽出できるお水の量が同じだとしても、廃棄水(排水)が発生する分「ROフィルター」の方が水道代が高くなるということですね。
水道代を高くするROフィルターとは
では、RO(逆浸透膜)フィルターが「どんな仕組みになっているのか?」詳しく解説していきましょう。
ROフィルターの仕組み
RO(逆浸透膜)フィルターは、水道水を「純水(ピュアウォーター)」と「非純水(廃棄水)」をつくります。
これは「クロス・フロー方式」と呼ばれるもので、何重にも膜が巻かれてた筒の中を、一定の圧力で原水(水道水)を流すことで、純水をつくっています。
図のように、原水がROフィルターを通ることで、水分子だけが下の道に振り分けられて、ウォータースタンド本体内部にあるタンクに「純水だけ」を貯水しているんですね。
不純物を含んだ非純水は、ウォータースタンド本体の背面につながっている「排水ホース」を通って、キッチンなどのシンクへ流すような仕組みになっています。
ウォータースタンド「プレミアムシリーズ」は、すべての機種に「ROフィルター」が使われているので、水道代が高くなるということです。
ROフィルターで使う水量
例えば、ROフィルターを使っているウォータースタンドで、純水1L(リットル)を抽出してみることを想定してみましょう。
純水1Lつくるのに、廃棄水(排水)が「約2〜3L」発生します。
なので、廃棄水が最も多い約3Lの場合を考えると、使用する水道水は約4L(内純水1L)を使うことになるんです。
純水を抽出する量よりも多くの廃棄水を出すので、廃棄水を「お花の水やりなどに再利用出来ないか?」という声もあるようです。
ですが、不純物を大量に含んだ廃棄水によって、どれほどの悪影響を及ぼすのか分からないため、再利用は出来ないということになっています。
ウォータースタンドを設置する家庭の水道代(水道料金)
ウォータースタンドを設置する地域(市区町村)によっても、水道代(水道料金)が違います。
水道代(水道料金)は地域で異なる
お水を使用した分の水道代は、「呼び径(口径)、基本料金、従量料金」で算出されていますが、地域によってそれぞれの料金が違います。
呼び径は水道メーターの大きさのことなんですが、一般的な家庭には、口径「13mm、20mm」の水道メーターが付いているのがほとんどです。
例えば、東京都だと、口径20mmの基本料金は「1,170円」、大阪市では「935円」というように「235円」の差があります。
また、従量料金も同じように違いがあるので、ひとことで水道代といっても、いくらになるのかは地域によって全く違っているんですね。
水道代(水道料金)の計算方法
水道代(水道料金)は、
水道料金の項目
- 基本料金
- 従量料金
- 下水道料金
といった3つの項目で算出されています。 従量料金が、飲用、料理などでお水を使用した料金のことですから、ウォータースタンドの水道代もこの従量料金に含まれています。
1m³(立方メートル)は1,000L(リットル)
口径 | 基本料金 | 従量料金 | |||
1~5m³ | 6~10m³ | 11~20m³ | 21~30m³ | ||
13mm | 860円 | 0円 | 1m³に つき 22円 | 1m³に つき 128円 | 1m³に つき 163円 |
20mm | 1,170円 | ||||
25mm | 1,460円 |
上の表は「東京23区の水道料金計算表」を一部抜粋したものです。
表を見ても分かるように、家庭で使用したお水は、使用した量(m³)によって、段階的に料金が上がっていくような仕組みですから、最初の5m³までなら従量料金が無料ということになります。
東京23区に住む4人家族の水道使用量は「約24〜25m³」といわれていますから、21m³以上使い始めたお水は「1m³あたり163円」ということになります。
このように「地域」や「お水を使った量」によって、水道料金が変わってくるので、ウォータースタンドで使った水道代だけを計測することが難しいということなんですね。
まとめ(ウォータースタンドによる水道代)
ウォータースタンド(WATER STAND)を使うことで、月々の「水道代(水道料金)がどのくらい上がるのか?」について解説してきました。
水道代は、地域や水道使用量によって料金が違うので、明確にいくら上がるということを数値化することが出来ません。
ですが、普段水道水を使っている場合は、水栓からではなく「ウォータースタンドからお水が出る」というように、場所が変わるだけなので、水道水が急激に変わることはありません。
なので、月々の水道代はほぼ変わらないか、高くなったとしても数十円程度ということになりますから、水道代を気にすることなくウォータースタンドを使うことが出来ます。
ウォータースタンドは「定額制」で「お水が使い放題」ですし、お水のボトルを詰め替えたり、ボトルのゴミが出ることもないので、環境にも優しいですよね!
この機会に、ウォータースタンドのある生活を始めてみましょう‼︎