キッチンには、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器など、たくさんの電化製品があるので、ウォータースタンド(WATER STAND)に使えるコンセントがないこともありますよね。
また、ウォータースタンドの電源コードの長さは「約1.5m」と、あまり長いほうではないので、コンセントまで届かない可能性があります。
この記事でわかること
- 延長コードでつなぐ時の条件
- 延長コードでつなぐ時の注意点
- 延長コードの選び方
ウォータースタンドの電源は、直接コンセントに差し込むのが1番理想的ですが、どうしてもコンセントに空きがない場合は、延長コードでつなげても問題ありません。
また、ウォータースタンドを設置する前に、専門スタッフによる無料訪問診断があるので、電源のつなぎ方を相談してみると安心ですね!
ウォータースタンドを延長コードでつなぐ時の条件
ウォータースタンド(WATER STAND)の電源を正しくつなげるには、
延長コード使用の条件
- 専用のコンセントを用意する。
- 丁度良い長さの延長コードを使う。
- タコ足配線はしない。
というような条件のもとで使うようにしましょう。
専用のコンセントを用意する
ウォータースタンドの電源を延長コードでつなげる場合、延長コードを差し込むコンセントは、ウォータースタンド専用のコンセントとして使います。
コンセントの差し込み口に空きがあっても、他の電化製品を使うことで「安定した電力供給ができなくなる可能性」や「消費電力が限度を超えて火災になる可能性」があるので、ウォータースタンドだけに使いましょう。
丁度良い長さの延長コードを使う
コンセントに直接つなぐよりも、延長コードを使うことで距離が遠くなるので、少なからず電圧は低下します。
ですが、延長コードの長さが10m以下であれば、ほんのわずかしか電圧は低くならないので、あまり気にする必要はありません。
とはいえ、延長コードが長すぎると、余ったコードをたばねないといけなくなるので、断線などのリスクを避けるためにも、コンセントまでの距離にあったものを使いましょう。
タコ足配線はしない
延長コードを使う時は「タコ足配線にしない」で、ウォータースタンドだけで使うようにしましょう。
ウォータースタンドの機種によっては、消費電力が小さいものもあるので、コンセントで使う電力をしっかり計算すればタコ足配線しても大丈夫なケースもあります。
ただ、ウォータースタンドの取扱説明書には「タコ足配線はしないで下さい」と記載があるので、トラブルを避けるためにも正しい使い方をしましょう。
ウォータースタンドの電源に延長コードを使う時の注意点
ウォータースタンド(WATER STAND)の電源を延長コードでつなぐ時の注意点について解説していきましょう。
消費電力に注意する
延長コードには、電源の差し込み口が何個か付いているものがほとんどですが、消費電力によってはすべて利用することができません。
コンセントひとつの電力
一般家庭にあるコンセントは、基本的に「電圧100V(ボルト)」で15A(アンペア)使用ができるので、コンセントで消費できる電力は「1500W(ワット)」です。
コンセントには、大体差し込み口が2個付いていることが多いですが、それぞれの差し込み口で使える電力が1500Wではなく、差し込み口の合計が1500Wでなければいけません。
なので、ウォータースタンドを延長コードでつなぐコンセントに、他の電化製品で使用されている場合は、その消費電力を差し引いた電力しか使えないということです。
コンセントの消費電力を正しく計算できれば良いのですが、故障などトラブルにならないように、出来るだけウォータースタンド専用のコンセントでつなぐのが安全ですね。
ウォータースタンド消費電力
ウォータースタンドの消費電力を表にまとめて見ました。
機種(モデル) | 定格電圧 | 消費電力(W) |
---|---|---|
アイコン | 100V 50/60Hz | 冷水:100W 温水:1460W |
ガーディアン | 100V〜50Hz/60Hz | 冷水:1A 温水:1,400W |
ネオ | 100V〜50Hz/60Hz | コンプレッサー:1.6A,115W ヒーター:300W |
トリニティ | 100V〜50Hz/60Hz | モーター:1.7A/120W |
ステラ | 100V〜50Hz/60Hz | コンプレッサ-:1.6A ヒーター:300W |
S3 | 100V~ 50/60 Hz | 冷水 : 1.2 A、70 W 温水 : 300 W |
ROスタンド | 100V〜50Hz/60Hz | 冷水:1.8A 温水:550W |
表をみても分かるように、消費電力が大きいのは、アイコンとガーディアンだけです。
ナノラピアガーディアンの消費電力は1400W(ワット)なので、専用のコンセントとして使用しなければいけません。
ナノラピアネオなど他機種は、大きくても消費電力が550Wなので、コンセントひとつでウォータースタンドだけでなく、他の電化製品を使用することができる計算になります。
消費電力の計算上問題ありませんが、ウォータースタンドを安全に使うためには、他の電化製品と併用するのは避けるのが望ましいですね。
足に引っ掛からないようにする
ウォータースタンドの設置工事で、あらかじめ延長コードを使うことが分かれば、床をはわせた状態の延長コードをモールで固定してくれます。
何もしないで延長コードを使うと、足に引っかかって電源が抜けてしまったり、ウォータースタンドが床に落っこちてしまう可能性があるので注意しましょう。
ホコリがたまらないようにする
延長コードの差し込み口は、放っておくとホコリがたまってしまい、火災が起きる原因になりかねません。
なので、ウォータースタンドの掃除をする時は、コンセントや延長コードの電源のホコリも取り除いてあげると安心ですね。
水に濡れないようにする
ウォータースタンドを設置する場所は、キッチン周りが多いと思いますので、延長コードの差し込み口が水で濡れてしまわないよう注意が必要です。
延長コードの差し込み口が、水で濡れてしまうと漏電して、余計な電力を消費するだけでなく、場合によっては感電したり、火災の原因にもつながります。
キッチンでは水を使うことが多いので、延長コードの電源差し込み口は、水で濡れないようにカバーをしておくなどの対策をしておくと安心ですね。
ウォータースタンドの電源で使う延長コードの選び方
ウォータースタンド(WATER STAND)の電源に使う延長コードの選び方について解説していきましょう。
延長コードの長さ
市販されている延長コードは、短いもので「0.1m(メートル)」、長いものだと「10m」というように、種類が豊富です。
どの長さの延長コードを使っても問題ありませんが、ウォータースタンドとコンセントの距離を測定して、足りない分を補えるくらいの延長コードを用意するのがおすすめです。
延長コードがあまりにも長すぎると、邪魔になってしまいますし、束ねてしまうと断線や火災の原因になってしまいます。
なので、延長コードを用意する場合は、ウォータースタンドとコンセントの距離が、出来るだけピッタリになるような長さの延長コードを選ぶようにしましょう。
トラッキング防止機能
延長コードに電源をずっと差しっぱなしにしておくと、差し込み口付近にホコリがたまってしまいますよね。
ホコリを放置しておくと、トラッキング火災が起きる可能性があるので、トラッキング防止機能付きの延長コードを使うのがおすすめです。
最近の延長コードはトラッキング対策されているものがほとんどなので、延長コードを購入する際は、値段で選ぶのではなく機能性を重視するようにしましょう。
防水機能
延長コードの差し込み口が水に濡れてしまうと、漏電による感電や火災が起きる可能性があります。
ウォータースタンドは、キッチンに設置することが多いので、延長コードに防水機能が付いているものを使うのがおすすめです。
まとめ(ウォータースタンドの電源における延長コード)
ウォータースタンド(WATER STAND)の電源に延長コードが使えるかどうかについて解説してきました。
ですが、キッチン周りに空いているコンセントがない場合は、コンセントまで電源コードが届かない場合には、延長コードを使っても問題ありません。
延長コードを使う場合は、危険を避けるためにウォータースタンド専用のコンセントを用意して、出来るだけコードが余らないようなものを使うようにしましょう。
ウォータースタンド設置前には、専門スタッフが訪問して水栓形状など水回りを確認してくれるので、電源のつなぎ方も相談することができます!
まずは、ウォータースタンドの無料訪問診断から始めてみましょう‼︎