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ウォータースタンドの電源をタコ足配線すると危険!コンセントに複数つないで使えるのか徹底検証!

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キッチンには、電子レンジ、冷蔵庫、炊飯器など、あらゆる電化製品が置かれているので、ウォータースタンド(WATER STAND)の電源を用意できない場合もありますよね。

この記事でわかること

  • タコ足配線すると危険な理由
  • 機種別消費電力とタコ足配線の危険度
  • 消費電力と電源コンセントの関係性
エコたろう
ウォータースタンドの消費電力は、一部の機種を除けば「300〜550W(ワット)」なので、正しく計算できればタコ足配線しても基本的に問題ありません。

ですが、説明書にはタコ足配線してはいけないとなっています。

注意

ウォータースタンドの取扱説明書には「タコ足配線はしないで下さい」と記載がありますので、専用コンセントを用意しましょう。

なので、もし電源を用意できなさそうであれば、無料訪問診断に申し込んで、ウォータースタンド専門スタッフに相談するのがおすすめです!

目次

ウォータースタンドの電源をタコ足配線すると危険な理由

ウォータースタンド(WATER STAND)の電源を「タコ足配線」すると、コンセントにかかる消費電力の大きさによっては「火災」を引き起こす可能性があります。

また、タコ足配線によって火災が起きないとしても、コンセントにずっと負荷がかかっている状態になるので、ウォータースタンドや他の電化製品へ安定した「電力供給」が出来なくなります。

電力供給が不安定になると、タコ足コンセントはもちろん、ウォータースタンドや他の電化製品自体が故障する可能性があります。

ひとつのコンセントで処理することができる消費電力は「1,500W(ワット)」ですので、コンセントにタコ足配線で電化製品を使っている場合は、他のコンセントを使って分けるのが安全ですね。

ウォータースタンド機種別の消費電力とタコ足配線の危険度

ウォータースタンド(WATER STAND)のタコ足配線による「危険度(1〜5)段階」を機種別にまとめてみました。

ナノラピアシリーズ

スクロールできます
機種(モデル)消費電力(W)
(最大使用量)
タコ足配線
危険度(1〜5)

ガーディアン
1,400W5

ネオ
300W3

トリニティ
120W2

ナノラピアシリーズだと、ナノラピアガーディアンが「消費電力1,400W(ワット)」なので、タコ足配線でつなぐことが出来ません。

ナノラピアガーディアンは、タンクレスでお水をダイレクトに冷水・温水をつくる「瞬間冷温水システム搭載」の機種なので、他の機種に比べて消費電力が大きくなってしまいますから、直接コンセントに電源をさす必要があります。

「ナノラピアネオ」や「ナノラピアトリニティ」はどちらも消費電力が少ないので、コンセントの使用状況によってはタコ足配線することもできます。

ですが、ウォータースタンドの取扱説明書には、タコ足配線しないでくださいと注意されているので、専用のコンセントを用意するようにしましょう。

プレミアムシリーズ

スクロールできます
機種(モデル)消費電力(W)
(最大使用量)
タコ足配線
危険度(1〜5)

ステラ
300W3

S3
300W3

ROスタンド
550W4

プレミアムシリーズで温水・冷水が使える機種をみると「プレミアムラピアステラ」と「プレミアムラピアS2」は、どちらも消費電力300Wですから、タコ足配線しても基本的には安全です。

ですが、ウォータースタンドの取扱説明書で禁止されている以上、専用のコンセントを用意して使わないとトラブルになりかねません。

ウォータースタンドの消費電力と電源コンセントの関係

ウォータースタンド(WATER STAND)や電化製品の「消費電力」と「電源コンセント」の関係がどのようになっているのか、詳しく解説していきましょう。

電気をあらわす単位

まず、消費電力など「電気で使われる単位」についてお話しておきましょう。

電気の単位は、

電気の単位

  1. アンペア(A)
  2. ボルト(V)
  3. ワット(W)

という3つで表現されています。

家庭で電気を使える上限が「アンペア(A)」、電気を送るための力を「ボルト(V)」、電化製品が消費する電力を「ワット(W)」であらわしています。

一般家庭における電力の仕組み

各ご家庭には、電力供給を制御している「分電盤」という装置があり、各部屋のコンセントまで電気を分配して届けています。

一般家庭の分電盤
一般家庭の分電盤

分電盤には、主幹、分岐、アンペアといったブレーカーが付いていて、使用できる電力の上限を超えてしまうと、電気が止まる仕組みになっています。

エコたろう
ブレーカーが落ちて、部屋の中が真っ暗になるのは、ブレーカー装置が正常に作動している証拠ですね。

一般家庭のブレーカー

40A(アンペア)のブレーカー
40A(アンペア)のブレーカー

一般家庭では、1〜2人暮らしだと「20〜30A(アンペア)」、3人以上だと「40〜60A(アンペア)」の電気を設定して使っています。

一般家庭の電圧(ボルト)

一般家庭の電圧は「100V(ボルト)」ですが、IHクッキングヒーターなど「オール電化」の家庭だと「200V(ボルト)」の場合もあります。

コンセントで使える電力

各部屋にいくつかコンセントが付いていますが、ひとつのコンセントで使用できる電力は「1,500W(ワット)」です。

コンセントの電力は1,500Wまで
コンセントの電力は1,500Wまで

なので、ひとつのコンセントで「タコ足配線」して使っている場合、それぞれの電化製品の消費電力が「合計1,500Wを超える」と危険な使い方ということになります。

一般家庭の電力とウォータースタンド消費電力

一般家庭の電気の「使われ方」や「仕組み」が、何となく分かってきたところで「具体的な例」を上げて解説してみましょう。

例えば、電気の上限が「30A(アンペア)」のご家庭で、キッチンで使っている電化製品が「電子レンジ(1,300W)、冷蔵庫(300W)、炊飯器(200W)」だと仮定してみます。

電力計算式電力(W) = 電圧(V) x 電流(A)

この家庭では、電圧「100V(ボルト)」と電流「30A(アンペア)」なので、電力「3,000W(ワット)」を使うことが出来ます。

具体例その1

「電子レンジ(1,300W)」と「炊飯器(200W)」の電源を、キッチンのコンセントでタコ足配線した場合、消費電力の合計は「1,500W(ワット)」なので、コンセント消費電力上限「1,500W(ワット)」の許容範囲内ということになります。

このコンセントに、タコ足配線でウォータースタンドの電源を補うのは非常に危険ですから、別に専用のコンセントを用意しましょう。

エコたろう
ひとつのコンセントで、電力を上限ギリギリまで使うのではなく、ある程度少ない電力で運用していくのが安全です。

一方、家庭で使える電力「3,000W」は超えていませんから、ブレーカーが落ちることはありませんが、コンセントに負荷がかかって火災などの原因になる可能性があるので、タコ足配線は避ける必要があるということですね。

具体例その2

「冷蔵庫(300W)」と「炊飯器(200W)」の電源を、キッチンのコンセントでタコ足配線している場合、消費電力の合計は「500W(ワット)」ですから、コンセント消費電力の許容範囲内ですし、家庭の電力を超えることもないので問題ありません。

このコンセントに、ウォータースタンド「ナノラピアネオ(300W)」を繋げたとしても、消費電力は800W(ワット)にしかなりませんので、タコ足配線しても安全な使い方ということになります。

ですが、あくまでウォータースタンドの取扱説明書には「タコ足配線はしない」と記載があるので、専用のコンセントを用意して使うようにしましょう。

まとめ(ウォータースタンド電源をタコ足配線する危険性)

ウォータースタンド(WATER STAND)の電源をタコ足配線する危険性について解説してきました。

電源コンセントをタコ足配線しないで、ウォータースタンド専用に使うのが「最も安全な使い方」です。

コンセントと消費電力の関係をしっかりと計算できれば、タコ足配線をしても問題ありませんが、ウォータースタンドの取扱説明書には「タコ足配線をしない」という注意書きがあるので、専用のコンセントを用意する必要があります。

ですが、キッチンには、電子レンジ、冷蔵庫、炊飯器、食洗機など、色々な電化製品があるので、それぞれに専用のコンセントを用意することは難しいでしょう。

その場合は、キッチン以外のコンセントに、延長コードを使ってウォータースタンド専用のコンセントを用意するのもひとつの方法です。

ウォータースタンドは、専門スタッフによる無料訪問診断をしてもらえるので、設置場所や電源のことなど気になることを相談するのがおすすめですね!

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