ウォータースタンド(WATER STAND)の設置工事には「約60〜90分」くらいの時間が必要です。
この記事でわかること
- 設置条件による工事時間
- 水栓形状による工事時間
- 設置機種や場所による工事時間
設置工事にかかる時間は、ウォータースタンドの機種、水栓形状(水道の形)、設置場所などによって、多少前後することがあります。
ほとんどのご家庭では、水道に分岐水栓を取り付ける方法で、ウォータースタンドと水道直結させることが出来ますから、長くても90分くらいで終わります。
なので、キッチンのアンダーシンクにある配水管に分岐水栓を取り付ける方法で、ウォータースタンドを取り付けてもらったんですけど、それでも設置工事にかかった時間は「約2時間半」くらいでした。
うちのように水栓形状が特殊な場合でも、丸一日つぶれるようなことはありませんから、スキマ時間を利用して1日も早くウォータースタンドのある生活を始めましょう‼︎
ウォータースタンド設置条件による工事時間の見積り
ウォータースタンド(WATER STAND)を設置する条件をもとに、およそ設置にかかるであろう時間を表にまとめてみました!
機種 | 水栓形状 | 設置方法 | 設置場所 | 設置時間 |
ナノラピア シリーズ | 適合 | 分岐水栓 取付 | 10m未満 | 約60〜90分 |
10m以上 | ||||
不適合 | 水栓交換 | 10m未満 | ||
10m以上 | ||||
アンダーシンク (扉からホース) | 10m未満 | 約90〜120分 | ||
10m以上 | ||||
アンダーシンク (穴を開ける) | 10m未満 | |||
10m以上 | ||||
プレミアム シリーズ | 適合 | 分岐水栓 取付 | 3〜5m | 約60〜90分 |
不適合 | 水栓交換 | |||
アンダーシンク (扉からホース) | ||||
アンダーシンク (穴を開ける) | 約150分 | |||
エコサーバー | ー | ー | ー | 約30〜60分 |
ウォータースタンドを設置する家の間取りなどによって、スムーズに作業が出来ない可能性もあるので、必ずしも時間通りに作業が終わらない場合もあります。
ですが、うちのように穴をあけて設置するレアなケースはほとんどありませんので、多く見積もって「約2時間」くらいですべて作業が終了するでしょう。
ウォータースタンド設置工事時間は水栓形状によって違う
ウォータースタンド(WATER STAND)の設置工事にかかる時間は、取り付ける「水栓形状」によって違ってきます。
水栓に分岐水栓が適合する
お使いの水栓形状にあう分岐水栓がある場合、設置時間は標準とされる「60〜90分」で作業は終了します。
動画をみると、分岐水栓を取り付ける作業は「約3分」で終わってしまうので、実際は90分もかからないで終わりますね。
適合する分岐水栓がない
適合する分岐水栓がなければ、ウォータースタンドと水道直結することが出来ませんので、別の方法で取り付けることになります。
分岐水栓対応の水栓に交換する
ウォータースタンドを取り付ける水栓形状が特殊だと、適合する分岐部品がありませんので、適合する水栓に丸ごと取り替えてしまう方法があります。
通常、水栓を交換すると「30,000円以上」の費用がかかることがほとんどですが、ウォータースタンド設置と同時にオリジナル水栓に交換してもらうと、別途水栓代金として「5,500〜11,000円(税込)」かかりますけど、工賃は無料でやってもらえます。
なので、キッチン周りの配線をごちゃごちゃさせたくなければ、水栓ごと取り替えてしまうのもひとつの方法です。
水栓ごと取り換えれば、ウォータースタンドの設置時間も、標準とされる「60〜90分」で作業が終了します。
アンダーシンクに分岐金具を取り付ける
ウォータースタンドに適合する水栓を交換しなくても「アンダーシンクの給水管に分岐金具を取り付ける方法」もあります。
アンダーシンク扉からホースを出す
ウォータースタンドを設置するのに「アンダーシンクに分岐部品を取り付ける」ということは、給水ホースをアンダーシンクから外に出して、ウォータースタンドに接続しないといけません。
アンダーシンクから給水ホースを出すので、どうしても「給水ホースの分だけ、アンダーシンクの扉が閉まらない」といった状態になります。
アンダーシンクの扉によっては、ホースを出しても目立たない場合もありますが、ほとんどの場合、常にアンダーシンクの扉が半開きになってしまいます。
なので、キッチン周りの配線が、入り組んだ感じになる可能性がありますので、設置時間としては「90〜120分」くらいかかります。
アンダーシンクに穴を開けてホースを出す
ウォータースタンドを設置するのに、アンダーシンクに分岐部品を取り付けたとしても、キッチン周りの配線をシンプルにするために、アンダーシンクに穴を開けて給水ホースを出す方法があります。

アンダーシンクから水栓部分に給水ホースを出せるので、水栓とウォータースタンドを接続するのと見た目はほどんど変わりません。

ただ、ウォータースタンド専用なので、解約してしまうと穴を開けて取り付けた部品は、そのままの状態になってしまいます。
でも、取り付けた部品は、キッチンと同化して全く気にならないので、デメリットというほどのことではありませんね。
アンダーシンクに穴を開ける分だけ、どうしても設置時間(工事時間)が長くなってしまいますが、それでも「150分(2時間半)くらい」で終了します。
もちろん、工事代金も無料ですから、水栓形状が合わない場合は、アンダーシンクに穴を開けてウォータースタンドを設置するのがおすすめですね!
ウォータースタンドの設置場所や機種の違いによる工事時間
ウォータースタンド(WATER STAND)は、ナノラピアシリーズとプレミアムシリーズの機種があります。
ナノラピアシリーズ
ナノラピアシリーズ
- ナノラピアネオ
- ナノラピアマリン
- ナノラピアトリニティ
- ナノラピアメイト
- ナノスタンド
ナノラピアシリーズは、浄水フィルターに「ナノトラップフィルター」を使っているので、水道水の不純物(ウィルスなど有害物質)を除去した「排水(廃棄水)」が発生しません。
なので、ナノラピアシリーズの機種を設置する場合、水栓とつなげるホースはウォータースタンドに水道水を送るための1本だけなので、10m(メートル)以上離れた場所に設置することが出来ます。
設置する場所が遠くなるほど、ホースをモールで隠す作業時間も長くなるので、水栓とウォータースタンドの距離は出来るだけ近い方がおすすめですね。
プレミアムシリーズ
プレミアムシリーズ
- プレミアムラピアステラ
- プレミアムラピアS2(※新規受付終了)
- プレミアムラピアL2
- プレミアムラピアネオス2
- ROスタンド
プレミアムシリーズは、浄水フィルターに「RO(逆浸透膜)フィルター」を使っているので、水道水の不純物を含んだ排水が発生します。
逆浸透膜は、ナノトラップフィルターよりも「孔(あな)」が小さく、ウィルスなどの不純物を99%通さない「まく」のことです。
発生した排水はウォータースタンド本体にためておくことが出来ないので、キッチンシンクへ流さないといけません。
なので、ウォータースタンドに水道水を送るホースとは別に、排水をキッチンシンクに流すホースが必要になってきます。
排水ホースは、距離が遠くなるとキッチンシンクまで排水が届かなくなってしまうので5m以上離れた場所に設置することが出来ません。
ウォータースタンドと水栓までの距離が短いほど、作業は短い時間で終わります。
まとめ(ウォータースタンドの設置工事時間)
ウォータースタンド(WATER STAND)の設置時間について解説してきました。
ウォータースタンドの申し込みから設置が完了するまで、時期やエリア予約状況にもよりますが、大体2週間以内には設置が完了してウォータースタンドのある生活がスタート出来ます。
また、ウォータースタンド設置時間は、ご家庭の「水栓形状」や「設置する機種、場所」などによって多少違いはありますが、どんなに長くても3時間以内には作業が終了します。
なので、ウォータースタンドの設置に工事が必要だといっても、丸一日かかることはありませんから、忙しい中でもスケジュール調整しやすいですね。
何より、ウォータースタンドを設置すれば、「お水タンクを入れ替えること」や「お水タンクの置き場所を用意すること」が必要ないですし、タンクのゴミが出ることもありません!
ウォーターサーバーを使ったことがない方であれば、今まで大変だった「お水2リットルのペットボトルを買い溜めする」といった必要もなくなるので、この機会にウォータースタンドのある新生活をスタートさせましょう‼︎