ウォータースタンド(WATER STAND)を設置するのに、どこに置けばいいか悩みますよね。
また、ウォータースタンドは水道直結タイプですし、置ける場所が限られてくるのかも気になるところです。
ウォータースタンドの機種にもよりますが、水栓との距離が10m以上離れた場所でも設置可能なので、基本的に置きたい場所に設置してもらうことができます。
この記事でわかること
- ウォータースタンドの設置場所と水栓の距離
- ウォータースタンドが設置できる場所
- ウォータースタンドの設置場所で注意するポイント
ウォータースタンドを設置する場所のイメージをするのに、ぜひ参考にしてみて下さい!
ウォータースタンドの設置場所と水栓の距離
ウォータースタンド(WATER STAND)の設置場所と水栓(水道)の距離がどのくらい離れても大丈夫なのか解説していきましょう。
水栓と設置場所の距離は配線の長さ
ウォータースタンドの設置場所と水栓までは直線距離ではありません。
水栓までの距離は、ウォータースタンドとつなげる配線(ホース)の距離のことです。
上の図の配線例では、ピンクのラインが配線(ホース)になっています。
通常配線とアンダーシンク配線の配線を比べると、水栓とウォータースタンドの直線距離としてはあまり差がありません。
ですが、配線の長さは、アンダーシンク配線の方が明らかに長くなっていることが分かりますよね。
なので、あくまで水栓とウォータースタンドの距離は「配線(ホース)の長さ」ということを理解しておきましょう。
水栓との距離で選べる機種が違う
ウォータースタンドの設置場所は、選ぶ機種によって水栓との距離が違ってきます。
水栓との距離が5m以内
ウォータースタンドと水栓との距離が5m以内であれば、どの機種を選んでも設置することができます。
水栓との距離が5m以上
ウォータースタンドと水栓との距離が5m以上離れた場所に設置する場合、排水を必要とする機種を設置することができません。
排水を発生させるのは、ウォータースタンドの中でRO(逆浸透膜)を使用している「プレミアムシリーズ」の機種です。
プレミアムシリーズの機種は、塩素、ウィルス、細菌といった不純物だけでなく、ミネラル成分や放射性物質、重金属といったものを約99.9%除去して「純水(ピュアウォーター)」を作ります。
ROフィルターはとても高性能ですが、取り除いた不純物を含んだ排水を発生させてしまうため、キッチンシンクへ捨てるホースが必要になるんです。
ウォータースタンドから排水を流して捨てるのに、距離が長すぎるとホースの途中で排水が止まってしまい、うまく排出できなくなる可能性があります。
そのため、ウォータースタンド「プレミアムシリーズ」は、水栓との距離が5m以内に設置するようになっています。
ウォータースタンドが設置できる場所
ウォータースタンド(WATER STAND)を設置できる場所(設置されている場所)について解説していきましょう。
ウォータースタンドを設置するのに、
設置できる場所
- キッチンカウンター
- キッチンシンクの上
- アイランドキッチン
- キッチン周りのラック
- 食器棚(カップボード)
といった場所に設置できるか気になる方が多いようです。
キッチンカウンター
ウォータースタンドをキッチンカウンターに設置するご家庭は多いですね。
うちも、キッチンカウンターにナノラピアガーディアンを設置しているので、特に問題なく設置することができます。
キッチンシンクの上
ウォータースタンドを料理で使う場合、キッチンシンクの上に設置するご家庭が多くなっています。
ウォータースタンドを設置する向きにもよりますが、キッチンカウンターだと、キッチンから少し距離があるので、お水を使う時に手を伸ばさないと届かない可能性があります。
料理の時短でするには、キッチンシンクの上にあると使いやすいですね。
アイランドキッチン
島のように独立してあるアイランドキッチンでも、ウォータースタンドを設置することが可能です。
ウォータースタンドは、水栓から分岐してお水を取り込むことさえできれば、どんなキッチンでも取り付けできます。
なので、アイランドキッチンでも、ウォータースタンドの設置条件は、通常のキッチンと同じです。
キッチン周りのラック
キッチンカウンターやキッチンのシンク上に十分なスペースがなければ、ウォータースタンドを置くためのラックでも設置できます。
ラックは、ウォータースタンドが無料レンタルしているので、自分で用意する必要はありません。
機種によって、ウォータースタンドの本体は重たいですし、タンク式だとその分重くなります。
あまり耐久性がないラックだと、ウォータースタンドの重さに耐えられない可能性もあるので、ラックに設置する場合は無料レンタルするのがおすすめですね。
食器棚(カップボード)
キッチン周りにウォータースタンドを置くとなると、かなり存在感が出てしまいますし、料理など作業スペースがなくなってしまう可能性もありますよね。
ウォータースタンドがすっぽり収まるような食器棚があれば、キッチンカウンターやキッチンシンクの上じゃなくても設置できます。
ただ、ウォータースタンドは機種によってかなり奥行きがあるので、食器棚のような収納場所に収まるようにするには、コンパクトサイズのものしか設置できません。
なので、食器棚(カップボード)に収まるように設置するなら、ナノラピアメイトのようにコンパクトで電力不要の機種がおすすめですね。
ウォータースタンドの設置場所で注意するポイント
ウォータースタンド(WATER STAND)の設置場所で注意するポイントを解説していきましょう。
水道にあう分岐水栓がない
もし、お使いの水栓にあう分岐金具がなければ、アンダーシンクの配水管に分岐金具を取り付けてウォータースタンドを設置します。
例えば、上のイラストのように、キッチンの後ろ側にウォータースタンドを設置する場合は、水栓とつなげる通常配線よりも配線の距離も短くなるアンダーシンク配線が向いています。
ただ、アンダーシンク配線だと、キッチン下の収納扉から配線を出す必要があるので、収納扉に配線分の隙間ができてしまう可能性があります。
なので、アンダーシンク配線をする場合は、あらかじめどのくらい収納扉が開いた状態になるのか確認しておきましょう。
キッチンや収納扉は、ご家庭によって様々なので、ウォータースタンド専門スタッフによる無料訪問診断に申し込んでチェックしてもらうと安心ですね!
設置場所は本体サイズ+10cm必要
ウォータースタンドを置く場所は、本体サイズ分のスペースがあれば設置できますが、ウォータースタンドの上部や前後左右が壁で覆われている場所だと、最低でもそれぞれ10cm余裕がないといけません。
冷水・温水機能があるウォータースタンドの裏側には、放熱板という本体内に発生した熱を外に逃がしてあげる板が付いています。
その放熱板を壁で遮ってしまうと、本体内の熱を逃がすことができないので、ウォータースタンドが故障してしまう可能性があるんです。
例えば、写真のようにウォータースタンドを設置する場合、本体の裏側には壁があるので、放熱板を遮らないように10cm以上壁から離す必要があるということです。
なので、ウォータースタンドを設置する場所は、できるだけ壁に遮られないところに置くのが理想的ですね。
まとめ(ウォータースタンドはどこに置けるのか)
ウォータースタンド(WATER STAND)の設置場所について解説してきました。
この記事のまとめ
- 水栓との距離が5m以内の場所ならどの機種でも設置可能。
- 排水が発生しない機種なら10m離れた場所でも置ける。
- キッチンカウンター、シンク上など置き場所は自由。
- アンダーシンク配線だと収納扉に隙間ができる可能性がある。
- 壁に遮られなければ本体サイズ分のスペースに置ける。
ご家庭のキッチンにもよりますが、基本的にウォータースタンドを設置できない場所はほとんどありません。
どうしても不安であれば、ウォータースタンド専門スタッフによる無料訪問診断に申し込んでみてはいかがですか?
無理な勧誘をされることもありませんので、ウォータースタンドのある生活に向けて一歩前進してみましょう!