ウォータースタンド(WATER STAND)には、本体にタンクが搭載されている「タンク式」と、タンクをもたない「タンクレス」の機種があります。
タンクレスで人気なのが「ナノラピアガーディアン」という機種です。
この記事でわかること
- タンクレスの仕組み
- タンクレスとタンク式との違い
- タンクレスのメリット・デメリット
- タンクレスの機種
ガーディアンは、タンクがない代わりに「瞬間冷温水システム機能」を搭載しているので、本体に水道水を取り込むのと同時に浄水して、冷水や温水を作ることができます。
なので、ガーディアンなら、いつも作りたてのお水が使えますし、幅23cm、奥行き23cmとコンパクトサイズだから、設置場所にも困りませんね!
ウォータースタンドタンクレスの仕組み
ウォータースタンド(WATER STAND)タンクレスの仕組みを、ナノラピアガーディアンで解説していきましょう。
ガーディアンはタンクレスなので、抽出ボタンを押すと、取り込んだ水道水をフィルターによって浄水します。
浄水されたお水は、選択されているお水の種類(冷水、温水、常温水)によって、瞬間冷温水システムを作動させて瞬時に作ることができます。
タンク式だと、タンク内にある作り置きの水が抽出されますが、ガーディアンは抽出ボタンが押されるたび、水道水を取り込んで浄水しているので、いつも新鮮なお水を抽出できるんです。
もちろん、タンク内の水は、カビや雑菌の繁殖を防ぐために抗菌フィルターが使われているので、衛生的に全く問題ありません。
ですが、作りたてというだけで精神的に安心できるので、瞬間冷温水システム搭載のガーディアンはおすすめですね!
ウォータースタンドのタンクレスとタンク式との違い
ウォータースタンド(WATER STAND)には、タンクレスとタンク式の機種があります。
まず、浄水方法は、タンク式、タンクレスどちらもフィルターによって浄水するので、浄水されたお水を「直接抽出口まで運ぶ」か「タンクに貯水するか」の違いだけです。
タンク式とタンクレスで大きく違うのは、
タンクレスとタンク式の違い
- サイズ、重量
- 電気代
- 使用するフィルター
という3つのポイントです。
サイズ(幅、奥行き、高さ)、重量
タンク式の機種は、本体に冷水、温水、常温水いずれかのタンクがあるので、その分サイズも大きくなりますし、浄水したお水を貯めておくので重くなります。
一方、ガーディアンのようにタンクレスだと、本体サイズは小さくコンパクトですし、とても軽くなっています。
ウォータースタンドは水道直結型なので、基本的に移動させることはありませんが、ほんの数センチ動かしたり向きを変えるくらいはできるので、できれば本体が軽い方が良いですね。
電気代
タンクレスは、タンク式の機種に比べて、月々の電気代がかなり安くなります。
タンクレスで電気代が安い理由
本体内に冷水、温水タンクがあると、それぞれのタンク内温度を一定に保つ必要があるので、冷蔵庫みたいに常に電力を消費しています。
ガーディアンのようにタンクレスだと、お水を抽出する時に集中して電力が使われるので、使用していない時は電力消費がとても少なくて済むんです。
もちろん、普段ガーディアンを使っていない時でも、わずかながら電力消費していますが、タンク式に比べてはるかに少ないので、その積み重ねが電気代の安さにつながっています。
電気代がいくら安くなるのか
タンク式であるナノラピアネオの電気料金は、月額約859円となっています。
一方、タンクレスであるガーディアンの電気代は、たったの「約150円」なんです!
なので、タンクレスだと、電気代が月々約700円も安くなるので、レンタル料金が多少高めでも電気代のことを考えると、月々のトータル金額は安くなりますね!
使用するフィルター
ナノラピアガーディアンのようにタンクレスだと、本体サイズが小さいので、使用されているフィルターにも違いがあります。
フィルターの種類と数
タンク式のナノラピアネオだと、ネオセンスフィルター、ナノトラップフィルター、イノセンスフィルターといった3種類が使われていますが、ガーディアンにはネオセンスフィルターがなく、ナノトラップフィルターとイノセンスフィルターの2種類しか使われていません。
フィルターが違うと影響はあるのか
タンク式とタンクレスの機種で、使用されているフィルター数が違いますが、お水を浄水する能力が劣るわけではありません。
フィルター交換サイクル
タンクレスとタンク式のフィルター交換サイクルを表でまとめてみました。
機種名(製品名) | ネオセンス フィルター | ナノトラップ フィルター | イノセンス フィルター | 抗菌 フィルター |
---|---|---|---|---|
ガーディアン | ー | 6ヶ月 | 6ヶ月 | ー |
ネオ | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 12ヶ月 | 24ヶ月 |
ナノラピアガーディアンのようにネオセンスフィルターがないと、ナノトラップフィルターが2種類分の不純物を処理しているので、ナノトラップフィルターが劣化するスピードは早くなり、交換サイクルが6ヶ月に1度となっています。
ですが、タンク式のナノラピアネオでも、ネオセンスフィルターの交換サイクルが6ヶ月に1度なので、フィルター交換サイクルとしては同じですね。
ウォータースタンドタンクレスのメリット、デメリット
ウォータースタンド(WATER STAND)のタンクレスによるメリット、デメリットについて解説していきましょう。
タンクレスによるメリット
タンクレスによって、
タンクレスのメリット
- サイズがコンパクト
- 電気代が安い
- 常に新鮮なお水が使える
というメリットがあります。
ナノラピアガーディアンのようにタンクレスだと、本体サイズはコンパクトなので、キッチンカウンターやキッチン台だけでなく、スペースや場所によってはカップボードの棚に入れることもできます。
また、ガーディアンを使うときにだけ電力消費が多いので、月々の電気代約150円とかなり安くなっています。
キッチン周りが狭くてウォータースタンドの設置を諦めていたご家庭でも、ガーディアンなら置き場所に困ることはありませんね!
タンクレスによるデメリット
タンクレスによってたくさんのメリットはありますが、当然デメリットもあります。
タンクレスになったことで、
タンクレスのデメリット
- 冷水・温水抽出に時間がかかる
- 停電すると全く使えない
といったデメリットがあります。
タンクレスなので、冷水や温水を抽出するタイミングで水道水を本体に取り込んでお水を作るので、どうしても抽出できるまで時間がかかってしまいます。
ですが、抽出できるまでの時間は、遅くても約30秒くらいなので、デメリットというほど待ち時間が長いわけではありません。
唯一、デメリットだと感じるのは、停電するとすべての機能が使えなくなってしまうことです。
タンク式なら停電したとしても、タンク内の浄水されたお水を抽出することができますが、タンクレスだとすべての機能が停止してしまうので、水道水を取り込むことも出来なければ浄水することも出来ません。
なので、災害時などによる停電のことを考えるなら、電力不要の機種を選ぶか、ペットボトルのお水を備蓄しておくと安心ですね。
ウォータースタンドでタンクレスの機種
ウォータースタンド(WATER STAND)でタンクレスの機種を紹介していきましょう。
機種名(モデル) | 特徴 | 給水種別(お水の種類) | レンタル料 (税込) | 温度仕様 |
---|---|---|---|---|
ガーディアン | 瞬間冷温水 システムによる 省エネモデル | 4,400円 | 冷水 5~8℃ 高温水 約93℃ 中温水 約85℃ 低温水 約75℃ | |
メイト | 電力不要で レンタル料 が安い | 2,200円 | ー |
タンクレスの機種は、ナノシリーズガーディアンとメイトの2機種です。
なので、タンクレスというと、ほとんどの方がガーディアンをイメージされるでしょう。
メイトは、抽出できるお水の種類が「常温水だけ」なので、コーヒーや紅茶といった温かい飲み物をよく飲む方には向いていません。
ですが、メイトは電力不要なので、水道が断水しない限り使えるので、災害時でも衛生的でおいしいお水を抽出することができます。
ただ、せっかくウォータースタンドを設置するなら、季節にあった飲み物がすぐ作れたり、朝起きてすぐ白湯(さゆ)を飲んだりできるガーディアンがおすすめですね!
まとめ(ウォータースタンドタンクレスの仕組み)
ウォータースタンド(WATER STAND)のタンクレスの仕組みについて解説してきました。
タンクレスによって、ウォータースタンドの本体サイズもコンパクトになりますし、お水を使うときにだけ集中して電力を消費するので、月々の電気代もかなり安くなります。
ウォータースタンドの機種を選ぶのに、どうしてもレンタル料金に注目しがちですが、電気代を含めて考えるとタンク式の機種よりもタンクレスの機種の方が安くなることがあるんですよね。
もちろん、機種によってそれぞれの特徴や機能性、使い勝手があるので、ご家庭の使い方にあった機種を選ぶのが良いと思いますが、お水を抽出する時間や停電時のことが気にならなければ、タンクレスのガーディアンがおすすめですね!