ウォータースタンド(WATER STAND)ナノシリーズトリニティは、本体内にある冷水タンクを一定温度に保つために、使用していない時間帯でも常に電力を消費しています。
ナノシリーズトリニティは、冷水・常温水しか抽出できない機種なので、冷温水を抽出できる機種に比べて電気代が安いのが特徴です。
ナノシリーズネオの電気代が1ヶ月約800円〜1,000円くらいかかるのに対して、ナノシリーズトリニティの1ヶ月の電気代は、約200円〜500円くらいとなっています。
各ご家庭の使い方によって電気代は変わりますが、常温水と冷水のみ抽出できるナノシリーズトリニティは、温水が抽出できる機種に比べておよそ半分の電気代しかかかりません。
ウォータースタンドのレンタル料以外にかかる費用を抑えたいのであれば、ナノシリーズトリニティはとてもおすすめできる機種です!
ウォータースタンドがあれば、ペットボトルでお水を買う必要もありませんし、プラスチックのごみが出ることもありませんので、ナノシリーズトリニティを新たな家族として迎え、新しいライフスタイルを手に入れましょう‼︎
ウォータースタンドナノシリーズトリニティ1ヶ月の電気代
ウォータースタンド(WATER STAND)ナノシリーズトリニティの電気代について詳しく解説していきましょう。
水道直結による電気代
ウォータースタンドナノシリーズトリニティは、お水を抽出する場合、水道水をろ過したお水が直接抽出口から出てくるわけではありません。
水道直結といっても、抽出ボタンを押したら、トリニティのタンクに貯水されている常温水もしくは冷水を抽出することになります。
トリニティのタンク内のお水が減ってきたら、自動的に水道水を取り込んで、フィルターでろ過したお水を貯水してくれているんです。
ウォータースタンドの冷水温度は「約5℃~8℃」となっているので、冷水タンクの温度を一定に保つ必要があります。
なので、水道水を取り込んで浄水することと、冷水タンクの温度を約5℃~8℃に保つことが、トリニティの主な消費電力かつ電気代ということになっています。
トリニティの1ヶ月の電気代が「約200円〜500円」と幅があるのは、各ご家庭による使用頻度によるもので、利用する人数や使う用途(飲用、調理など)によって差がでるということです。
エコサーバー利用による電気代
ウォータースタンドは「水道直結型」のウォーターサーバーですが、ごくまれに分岐金具の取り付けができない水栓形状だったり、アンダーシンクの配水管への取り付けもできない場合があります。
また、水道直結しないでウォータースタンドを使いたいというご家庭には、エコサーバーという機種が用意されています。
エコサーバーは、ウォータースタンドに水道水を自動的に取り込む作業を代わりに行ってくれるものです。
エコサーバーのタンクには、手動で水道水を汲んできてセットする手間がありますが、水道直結しなくても同じようにウォータースタンドを利用することができます。
この場合、トリニティの電気代は「約200円〜500円」と変わりませんが、エコサーバーを利用することでわずかながら電気代が高くなります。
とはいえ、エコサーバーの電気代は、月額約30円〜40円くらいなので、気になるほど高くなるわけではありませんね。
ウォータースタンドナノシリーズトリニティ消費電力の仕組み
ウォータースタンド(WATER STAND)ナノシリーズトリニティの電気代となる消費電力の仕組みについて解説していきましょう。
ナノシリーズトリニティの消費電力仕様
ナノシリーズトリニティは、冷水タンクの温度を保つための「コンプレッサー(圧縮機)」が搭載されています。
機種(モデル)名 | 消費電力 | タンク容量 | 温度仕様 |
ナノシリーズ トリニティ |
コンプレッサー (120W) |
冷水:3.5L 常温水:2.5L (合計6.0L) |
冷水 5~8℃ |
トリニティのタンクは、冷水と常温水の合計6.0L(リットル)分のタンクが搭載されています。
タンクは冷水と常温水それぞれ別になっているので、一定の温度(約5〜8℃)に保つのは、3.5L分の冷水タンクだけということですね。
ナノシリーズトリニティ消費電力による電気代の安さ
ナノシリーズトリニティの消費電力による電気代の安さは、冷却装置であるコンプレッサーのみで「ヒーターが搭載されていない」ことが理由です。
ウォータースタンドの温水温度は「約85℃~93℃」なので、ほぼ熱湯の状態を常に保つ必要があるため、ヒーターによる消費電力が大きくなって電気代が高くなっています。
温水が使えるナノシリーズネオのタンクは、冷水:2.5L・常温水:2.5L・温水1.0Lの合計6.0Lと、タンク容量はトリニティと同じですが、温水1.0L分のタンクがあることで電気代がグンと上がっているんです。
ネオの温水タンクは、わずか1.0Lと容量的に少ないにも関わらず、トリニティの電気代よりも約2倍近くまで跳ね上がるということは、ヒーターによる消費電力が大きいことが分かります。
なので、お湯は普段通りポットややかんで沸かすようにすれば、冷水と常温水だけでも十分使っていけるので、ランニングストが安いトリニティはおすすめですね!
ウォータースタンドトリニティと他機種・家電の電気代を比較
ウォータースタンド(WATER STAND)ナノシリーズトリニティと他機種・家電の電気代を比較していきましょう。
ウォータースタンド他機種と比較した電気代
ウォータースタンドの人気機種とナノシリーズトリニティの電気代を比較してみました。
機種名 | 電気代 | トリニティ |
---|---|---|
ナノシリーズ ネオ | 約800円〜 1,000円 | 約200円〜 500円 |
ナノシリーズ ガーディアン | 約150円 | |
プレミアムシリーズ ステラ | 約800円〜 1,000円 |
ウォータースタンド他機種とトリニティの電気代を比較すると、どの機種も使い方によっては約1,000円くらいになってしまいます。
ナノシリーズガーディアンは、タンクレスによる省エネモデルなのでズバ抜けて電気代が安くなっていますが、それ以外の機種であればトリニティよりも高いことが分かりますよね。
比較している機種はすべて温水が使用できる機種なので、ヒーターによる消費電力によって電気代が高くなっているんです。
1ヶ月500円違うとすると、年間で約6,000円も差が出てくることになるので、レンタル料だけで判断するのではなく電気代も含めて考えると、タンク式の中ではトリニティが1番お安く使っていけますよね!
ナノシリーズトリニティと家電を比較した電気代
ナノシリーズトリニティは、他の電化製品と比べてどのくらいの電気代になるのか比較してみました。
電化製品 | 電化製品 電気代 | トリニティの 電気代 |
---|---|---|
エアコン | 約1,600円〜 1,700円 | 約200円〜 500円 |
洗濯機+乾燥機 | 約1,200円〜 1,800円 | |
ウォーターサーバー | 約900円〜 1,000円 | |
冷蔵庫 | 約750円〜 900円 |
表を見ても分かるように、どの電化製品と比較してもトリニティの電気代よりもかなり高くなっています。
ボトル式のウォーターサーバーでも、冷温水が使えるタイプであれば電力を使用するので、電気代も約1,000円くらいかかることになります。
水道水のカルキ臭や安全性を求めるのであれば、ナノシリーズトリニティはランニングコストも安いですし、レンタル料金も安いので長く使っていけますね!
ウォータースタンドトリニティの電気代を節約する方法
ウォータースタンド(WATER STAND)ナノシリーズトリニティのように、本体にタンクがある機種には、節電モードという機能が搭載されています。
節電モードは、トリニティに搭載されている「光感度センサー」で、夜寝る時など部屋が暗くなったことを感知して自動的に節電モードに切り替わってくれる機能です。
ただ、節電モードを使用すると、コンプレッサーの活動が緩やかになるため、冷水タンクの温度が通常よりも少し高くなってしまいます。
節電モードあけの状態で、すぐにトリニティを使う場合、冷水が少しぬるく感じてしまいますが、月々の電気代としては50円〜100円くらい節約できるでしょう。
節電モードは、電気代の節約にはなりますが、通常の温度でいつでも冷水を使いたい場合は、設定しない方が良いですね。
なので、トリニティの節電モードは、ご家庭の好みで使うか使わないかを判断しましょう。
まとめ(ナノシリーズトリニティの電気代)
ウォータースタンド(WATER STAND)ナノシリーズトリニティの電気代について解説してきました。
トリニティは、タンク式ウォータースタンドの中で最も電気代が安く、1ヶ月約200円〜500円くらいしかかかりません。
温水が使えるナノシリーズネオやプレミアムシリーズS2などの機種だと、約800円〜1,000円とトリニティの約2倍近く電気代がかかってきます。
年間にすると約6,000円くらい差が出てくることになるので、普段通りお湯はポットややかんで沸かしたりすれば、ランニングコストをかけることなくウォータースタンドを使っていけます。
冬場は沸かしたお湯でコーヒーや紅茶を飲めますし、夏場はすぐに冷たいお水が飲めるので、水道直結で手間のかからないウォータースタンドのある生活を始めてみましょう!