ウォータースタンド(WATER STAND)は「水道直結型」ウォーターサーバーなので、水栓に分岐金具(分岐水栓)を取り付ける設置工事が必要です。
この記事でわかること
- シンク下配線で設置する方法
- シンク下配線する時の注意点
- シンク下配線に向いているキッチン
もし、お使いの水栓形状にあう分岐金具がない場合、シンク下の配水管に分岐金具を取り付ければ、ウォータースタンドを設置することができます。
シンク下の配水管に分岐金具を取り付ける場合でも、工事費は無料ですし、水栓への取付方法と同じように「現状復帰(元の状態に戻すこと)」ができるので、賃貸(マンション、アパート)住宅でも設置可能です!
「ウォータースタンドを設置できるか不安・・・」という場合は、ウォータースタンド専門スタッフによる「無料訪問診断」してもらうと安心ですね‼︎
ウォータースタンドをシンク下配線で設置する方法
実際に、ウォータースタンド(WATER STAND)をシンク下配線で設置する方法を解説していきましょう。
アンダーシンク配線のイメージ
上の図のように、シンク下にある配水管に分岐金具を取り付けて、シンク下の扉から配線を外側に出してウォータースタンドまでつなげます。
ピンクのラインが、ウォータースタンドまでの配線(水道水が通るホース)ですが、出来るだけ目立たないよう端っこにはわせた状態で、しっかりモールで固定してくれるので、配線が邪魔になるようなことはありません。
シンク下に分岐金具を取り付けたら
アンダーシンク下の配水管に「分岐金具」を取り付けて、ウォータースタンド専用の配線(水道水が通るホース)をつくります。
ウォータースタンドの配線(ホース)の太さは、私の指とあまり変わらないくらいですね。
うちは、ナノラピアガーディアンを設置しているので、グレーの配線の中には「給水用」と「排水(廃棄水)用」の2本がくっついた状態で入っています。
アンダーシンク下からウォータースタンドまでの配線は、なるべく目立たないように端っこに這わせてモールで固定してくれますから、キッチンで料理を作ったりしていても足に引っかかるようなことはありません。
ウォータースタンドをシンク下配線する時の注意点
ウォータースタンド(WATER STAND)をシンク下配線する場合の注意点について解説していきましょう。
シンク下の扉が完全に閉まらない
ウォータースタンド設置の際、キッチンのシンク下にある配水管に分岐金具を取り付けて配線するということは、シンク下から配線を外側に出さなければいけません。
配線をシンク下から外側に出す方法は、シンク下の扉から出してウォータースタンドまで繋げます。
シンク下の扉は「観音開き(真中から左右に開く扉)」や「引き出しの扉」など色々なタイプがありますが、配線の太さ分だけ扉に隙間があいてしまうんです。
ただ、シンク下の扉の形状によっては、配線を外側に出しても扉が閉まってくれる場合もあるので、ほんの少し隙間ができるくらいで済むかもしれません。
設置場所によって配線距離が長くなる
アンダーシンク下に分岐金具を取り付けて配線する場合、ウォータースタンドを設置する場所が同じでも、配線(ホース)の距離が長くなります。
「ナノラピアガーディアン」や「プレミアムシリーズ」といった機種を設置する場合、分岐金具を取り付けた部分から「5m(メートル)以内」の距離までしか設置出来ません。
配線(ホース)の距離が5m以上離れてしまうと、排水(廃棄水)を必要とする機種は、キッチンシンクまで排水を流して捨てることができず、排水ホースの途中で排水が止まってしまう可能性があるんです。
なので、ウォータースタンドを設置する場所が同じでも「水栓までの距離」と「シンク下までの距離」だと、配線の長さに違いがでてくる可能性があります。
お住まいのキッチンによって、設置場所や配線の方法は様々なので、無料訪問診断でウォータースタンド専門スタッフと一緒に相談しながら決めると安心です!
ウォータースタンドのシンク下配線に向いてるキッチン
ウォータースタンド(WATER STAND)をシンク下配線するのに、どのようなキッチンが向いているのか、詳しく解説していきましょう。
シンク下配線が向いているのは、
シンク下配線向きのキッチン
- 水栓にあう分岐金具がない。
- キッチンの反対側に設置したい。
- キッチン台に食洗機がある。
というようなケースです。
水栓形状にあう分岐金具がない
お使いの水栓形状が特殊で、取り付けられる分岐金具(分岐水栓)がない場合です。
また、水栓自体が古いものだと、メーカーが分岐金具の製造中止していたり、水栓内部にカルキが固まっていて、お水をウォータースタンドまで供給できない場合もあります。
こういった場合には、キッチンのシンク下にある配水管に分岐金具を取り付けて、ウォータースタンドまで配線をつなげる必要があります。
キッチン台の反対側に設置したい
水栓に分岐金具を取り付けられるけど、ウォータースタンドを設置する場所によっては、キッチンのシンク下から配線する方が距離的に良い場合もあります。
例えば、キッチン台にウォータースタンドを設置するスペースがなかったり、キッチン台に置きたくないという場合に「キッチン台の反対側(後ろ側)」に設置する方も多いようです。
その場合、水栓に分岐金具を取付けるよりも、シンク下から配線を繋げる方が配線の距離が短くて済みますし、ウォータースタンドへのお水の供給もスムーズになります。
キッチン台に食洗機がある
ウォータースタンドは、食洗機が取り付けられている状態でも設置することが可能です。
食洗機が取り付けられているということは、水栓に分岐金具を取付けることができるはずなので、水栓からの配線でウォータースタンドをつなげることが出来ます。
ただ、写真のように食洗機があって、ウォータースタンドを設置するスペースがない場合は、キッチン台の後ろ側に置くことも検討されると思うので、シンク下配線をする方が良い場合もあります。
まとめ(ウォータースタンドのシンク下配線)
ウォータースタンド(WATER STAND)のシンク下配線方法について解説してきました。
ウォータースタンドは水道直結型ウォーターサーバーなので、水栓に分岐金具を取り付けて配線する必要がありますが、水栓の形状によっては分岐金具がないものもあります。
その場合は、シンク下の配水管に分岐金具を取り付けて、ウォータースタンドまで配線することが可能です。
ウォータースタンドをシンク下から配線するということは、シンク下の扉から配線を外側に出さなければいけませんので、配線の太さだけ扉が開いた状態になってしまいます。
シンク下の扉によっては、配線を出しても全然目立たないくらいになる場合もあるので、どうしても気になるのであればウォータースタンド専門スタッフに無料訪問診断してもらいましょう。
ウォータースタンドは、とても人気があって、申し込みしてもすぐに予約が取れない場合があるので、早めに申し込むのがおすすめですね!