ウォータースタンド(WATER STAND)は、水道直結工事が必要なので、キッチン周りの配線がごちゃごちゃにならないか気になりますよね。
この記事でわかること
- 設置に必要な配線
- 配線がごちゃごちゃにならない理由
- 設置による配線のやり方
- 設置による配線例(設置例)
ですが、水道直結型といっても、水道とウォータースタンドを配線(ホース)でつなげるだけなので、基本的な配線は1本だけ(電源コードを除く)です。
なので、家事に一切負担をかけることがなく、おいしいお水を毎日使えるウォータースタンドのある生活を始めてみませんか?
ウォータースタンドの設置で必要な配線とは
ウォータースタンド(WATER STAND)の水道直結による「設置工事で必要な配線」について解説していきましょう。
100Vの電源コード
100Vの電源コードと聞くと分かりづらいかもしれませんが、一般家庭で用いられているのは「100Vのコンセント」ですから、ウォータースタンド用のコンセントがあれば大丈夫です。
ただ、タコ足配線だと、万が一ウォータースタンドが故障したり、場合によっては火災の原因にもつながりますから、直接コンセントに電源をさしてを使うのが安全です。
タコ足配線は、取扱説明書で禁止されているので、絶対にやめましょう。
もし、コンセントまでウォータースタンドの電源コードが届かない場合は、延長コードを使っても問題ありません。
水道上水(給水)ホース
水道上水(給水)ホースとは、ウォータースタンドが水道水を取り込むためのホースです。
ウォータースタンドは、高性能浄水フィルターによって「水道水をろ過(不純物を取り除く)」するので、水道水を自動で取り込むために水道上水(給水)ホースが必要になります。
排水(廃棄水)ホース
排水(廃棄水)ホースは、ウォータースタンドの中でも「プレミアムシリーズ」といわれる機種に必要なホースです。
プレミアムシリーズは、RO(逆浸透膜)フィルターを使用して、純水を作ります。
ROフィルターは、水道水の中に含まれる不純物を約99.9%取り除ける高性能フィルターなんですが、取り除いた不純物を含む排水(廃棄水)が発生してしまうので、専用の排水ホースが必要になります。
なので、ウォータースタンドからキッチンシンクへ排水を流して捨てなければいけないので、配線としては「水道水を取り込むホース」と「排水を捨てるホース」の2本必要です。
ウォータースタンドの配線がごちゃごちゃにならない理由
ウォータースタンド(WATER STAND)の設置や水道直結工事によって、キッチン周りの配線がごちゃごちゃになることはありません。
配線は「電源コード」と「ホース(給水ホース、排水ホース)」だけですから、ウォータースタンドの設置工事によって複雑に入り組んだ配線は全く必要ないんです。
しかも、上の写真を見ても分かるように、水道上水と排水(廃棄水)ホースは2本くっついた状態で、それぞれがバラバラになることがないので、配線が気になることはありません!
配線の距離も「設置する場所」や「お使いの水栓」にもよりますが、水栓からウォータースタンドまで「約2mくらい」で、足元をはわせる必要がないケースがほとんどです。
ウォータースタンドの配線がどんな感じになるか、あらかじめ知っておきたいという場合は、無料訪問診断というサービスもありますし、設置するしないに関わらずお話を聞いてみるのがおすすめですね!
ウォータースタンドの設置による配線のやり方
ウォータースタンド(WATER STAND)の設置による配線のやり方には、いくつか種類があるので、詳しく解説していきましょう。
お使いの水栓にあう分岐金具がある
お使いの水栓に取り付けできる分岐金具がある場合は、ウォータースタンドの配線方法の中でもっともシンプルなやり方です。
水栓の蛇口根元部分を取り外し、その下に分岐金具を挟むように取り付けて、ウォータースタンドまでお水がとおるホースをつなげます。
ウォータースタンドをキッチンカウンターに設置するのであれば、配線はぼぼ直線につなげられますし、距離も短く済ませることが出来ます。
このような設置方法であれば、お水をとおるホースの配線を床上(足元)をはわせることもありません。
お使いの水栓にあう分岐金具がない
お使いの水栓が特殊な形状をしていたり、かなり年代が古いものを使っていると、その水栓にあう分岐金具がない可能性もあります。
その場合、水栓とウォータースタンドを配線で直接つなげられませんが、アンダーシンクの配水管に分岐金具を取り付ける方法があります。
アンダーシンクに分岐金具を取り付ける
キッチンの水栓にあう分岐金具がなくても、アンダーシンクを通る配水管に分岐金具を取り付けることができます。
水栓に分岐金具を取り付ける方法より、ウォータースタンドまでの距離が長くなりますし、設置する場所によっては配線を床上にはわさないといけないケースも出てきます。
もし、床上にホースをはわせて配線する場合は、モールでしっかりカバーして固定されますので、足で踏みつけてしまっても問題ありませんし、足が引っかかってしまう心配もありません。
ただ、シンク下収納扉が、配線のホース分だけ開いた状態になってしまうんです。
キッチンは、あまり他人が踏み入れる場所ではないので、シンク下収納扉が多少開いていても、気にしなければ何の問題もありません。
分岐金具があるオリジナル水栓に交換
アンダーシンクに分岐金具を取り付けると、どうしてもシンク下の収納扉が少し開いた状態になるので、どうしても気になってしまう方もいますよね。
ウォータースタンドの配線をシンプルにしたければ、お使いの水栓ごと新しいものに取り換えるという方法もあるんです。
例えば、ウォータースタンドが取り扱っている「オリジナル水栓」に交換すれば、アンダーシンクの配線をすることなく、もっともシンプルな配線のやり方が出来ます。
ただ、オリジナル水栓は、別途「5,500円〜11,000円(税込)」くらいの費用がかかってしまいますが、ウォータースタンドを長く使っていくのであれば、水栓ごと交換するのもひとつの方法です。
ウォータースタンドの設置と同時に「オリジナル水栓」を取り付ければ、激安で新しい水栓に交換できるので、水栓がだいぶ古くなっている場合は交換してしまうのがおすすめですね。
ウォータースタンド設置による配線例(設置例)
ウォータースタンド(WATER STAND)設置で、我が家が選んだ配線例(設置例)を紹介します。
うちの水栓形状は特殊な「タッチセンサー式」だったので、取り付けできる分岐金具がありませんでした。
なので、キッチンのシンク下にある配水管に分岐金具を取り付けて、ウォータースタンドまで配線しなければいけなかったんです。
これは、あまりおすすめできる方法ではありませんが、キッチンシンクに穴を開けて、アンダーシンクの配水管から配線を通す方法です。
シンク下の収納扉を開けたままにする必要がなく、水栓からホースを直接ウォータースタンドまでつないでいるかのように配線することが出来ます。
キッチンシンクにお水が通るホースが通せるくらいの穴(直径2〜3cmくらい)を開けます。
開けた穴に、ウォータースタンド専用の分岐金具を取り付け、止水栓(お水を出したり止めたりする蛇口のようなもの)の役割もしてくれます。
水栓に分岐金具を取り付けて、ウォータースタンドと水道直結したかのように設置出来ましたし、写真をみても分かるように、配線の距離も短くスッキリさせることが出来ました!
賃貸アパートやマンションでは出来ませんが、戸建て住宅にお住まいの場合は、このように穴を開ける方法もあるので、参考にしてみて下さいね‼︎
まとめ(ウォータースタンド配線はごちゃごちゃしない)
ウォータースタンド(WATER STAND)の「配線がごちゃごちゃになるのか?」というポイントについて解説してきました。
ウォータースタンドの設置では、電源コードとお水が通るホースだけが必要なので、配線がごちゃごちゃになることはありません。
仮に、ウォータースタンドと水栓の距離が遠くなって床上をはわせたとしても、しっかりモールで固定して隠してくれますから、配線を踏みつけても大丈夫ですし、足を引っかけてしまうようなこともありません。
なので、ウォータースタンドを設置するのに、配線を気にする必要は全くありませんので、安心してウォータースタンドのある生活を始めましょう!